Qualcommを独禁法違反で提訴

» 2004年04月14日 10時17分 公開
[IDG Japan]
IDG

 米Maxim Integrated Productsは4月13日、米独禁法違反で米Qualcommを提訴したと明らかにした。「特定の携帯電話市場でQualcommがライバル会社を不正に排除しようとした」と主張している。

 Maximは2002年12月、Qualcommから特許侵害訴訟を起こされており(2003年7月26日の記事参照)、今回の提訴はその回答の一部だとMaximのチャック・リッグ副社長は説明する。

 Qulacommは、MaximがQualcommのMobile Station ModemシリーズのICと相互運用可能な製品を製造することで、「携帯電話による無線信号の転送・受信・処理に関連したQualcommの特許」を侵害されたと主張していた。だがリッグ氏は、「Qualcommはその証拠を示していない」とし、「彼らの動きは、自社の顧客に当社の製品を購入させないためのもののようだ」と話す。

 「Qualcommは、独占的地位を維持するという不正な目的のために特許を乱用し、MaximなどのメーカーがCDMA携帯電話メーカーへ部品を販売するのを妨害している、というのがMaxim側の主張だ。

 だが、半導体業界アナリストのピーター・グラスコウスキー氏は、携帯電話市場に幾つも代替標準が存在することを考えると、Qualcommの独占を立証するのは難しいだろうとしている。またQualcommのCDMA市場における独占が事実だとしても、「QualcommはCDMAを発明したと立証する特許を保有しているのだ」と指摘している。

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