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» 2004年10月04日 18時52分 UPDATE

モバイル放送、全容が明らかに――11月から視聴可能

移動体向けの有料衛星デジタル放送「モバイル放送」が正式発表された。新端末が披露されたほか、料金体系などが明らかになった。

[杉浦正武,ITmedia]

 モバイル放送は10月4日、移動体向け有料衛星デジタル放送サービス「モバイル放送」の本サービスを、10月20日から開始すると発表した。端末は11月頃に提供される見込みで、それが実質のサービス開始となる。

 発表では併せて、専用受信端末の新機種やサービスの料金体系なども明かされた。加入時2500円が必要で、基本料が月額400円。コンテンツ視聴料は、データ情報サービスが月額300円、音声チャンネルと映像チャンネルが月額1380円、映像と音声のセット料金が月額2080円。ほかに競馬情報を扱う「グリーンチャンネル」が別契約で月額1260円となる。

 1ユーザーで2台以上を所有する場合、追加の加入料は不要。番組内容などは既に公開されている(9月30日の記事参照)。サービスのブランド名を「モバHO!」とすることも紹介された。

Photo あいさつするモバイル放送の溝口哲也社長。「(モバイル端末のマルチメディアサービスでは)カメラフォンなどもあるが、何か1つ足りない。放送です」

 端末は量販店やモバイル放送のサイトなどで販売される予定。ユーザーは端末を購入し、自宅などで無料チャンネルを受信できるかどうか確認する。その後、カスタマーセンターに申し込みを行うと、端末固有のIDに対して「カギ開け」の信号が送られ、契約番組を視聴できるようになるという流れ。

 端末は東芝が「MTV-S10」、シャープが「4E-MB1」を販売するほか、モバイル放送ブランドの車載端末「MBR0101A」がリリースされる。MBR0101Aはクレードルタイプで、車用クレードルと家庭用クレードルを用意すれば本体を取り外して持ち運びできる。

Photo これまでしばしば展示されていた東芝製「MTV-S10」。SDカードスロットを備え、番組のワンタッチ録画が可能だ
Photo シャープ製「4E-MB1」。3.6V型液晶を搭載し、昨今の携帯で流行の「回転2軸ヒンジ構造」を持つ。シャープ製品だけにXMDFフォーマットにも対応しており、電子書籍の閲覧も可能だ(別記事参照
Photo こちらはクレードル型車載端末。FMトランスミッタ機能を備え、家庭のオーディオと連携できる

 東芝端末が11月上旬に発売の予定で、価格はオープンだが6万円前後になる見込み。シャープ端末は11月19日発売で、同じくオープン価格だが7万円前後の見込み。クレードル型車載端末は12月発売予定で、本体価格が3万9800円、車用クレードルが1万円、家庭用クレードルが6000円の見込み。

Photo PCカード型チューナーカードも展示されていた。現在は開発中だが「Windows XP、Pentium 4/1GHz以上で動作する。メモリは256Mバイト以上、512Mバイト以上を推奨する」(モバイル放送)
Photo 車載端末は、クレードルタイプのほかに「ハイダウェイレシーバーMBR0102A」も提供される
Photo ほかに、アルパインも車載端末を展示していた。こちらは発売が少々遅れるという

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