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» 2004年10月06日 07時23分 公開

CEATEC JAPAN 2004:次はH.264対応〜東芝「MOBILE TURBO」

「T4G」など、東芝の2D/3Dのグラフィックスアクセラレータチップ「MOBILE TURBO」。2005年度投入の次世代チップでは、H.264デコーダのほかアプリCPUコアも内蔵する。

[斎藤健二,ITmedia]
ボーダフォン向けのT4G搭載端末。東芝製の「V601T」とシャープ製の「V602SH」。ボーダフォンは、256K Vアプリ Ver.2対応機において、T4G搭載を標準スペックとうたっている(5月10日の記事参照)

 携帯向けアプリケーションプロセッサが激戦を続ける中で(7月26日の記事参照)、着実に搭載端末数を伸ばしているのが2D/3Dのグラフィックスアクセラレータだ。液晶の高解像度化とゲーム需要の増加に伴い、ハイエンド機種を中心に搭載が進んでいる。

 富士通製のFOMA「F900i」などがATIのIMAGEONを搭載しているほか、東芝のT4シリーズは、au向け「A5501T」や「A5404S」、ボーダフォン向けの「V601SH」「V602SH」「V601T」などに搭載されている。

 CEATECの東芝ブースでは、T4Gの後継となるチップの概要が紹介されている。

 QCIF・15fpsのMPEG-4アクセラレータとして登場した「T3」、デコード機能に絞った「T3D」、QVGA/CIFサイズに対応した「T4」、さらに3Dグラフィックス機能を統合した「T4G」と進化してきた東芝のグラフィックスアクセラレータ。

 2005年度中の投入を予定している次世代チップ(T5)では、モバイル向け地上デジタルテレビ放送(1セグ放送)で使われるH.264のデコーダを搭載。AACなどに対応するオーディオエンジンも内蔵する。さらに、コア名は未公開だが、アプリ用のプロセッサも統合し、アプリケーションプロセッサと真っ向からぶつかるチップへと進化させる計画だ。「T4シリーズ採用セットメーカーのソフト資産が生かせる形を目指す」(東芝)。

 同社は、従来Tシリーズと呼んでいた携帯向けグラフィックスチップを「MOBILE TURBO」のブランド名で総称している。

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