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» 2005年05月12日 17時17分 UPDATE

搭載機増加で売上倍増──英Symbianの第1四半期決算

英Symbianが2005年度第1四半期の決算を発表した。Symbian OS搭載機の出荷台数増加で売上が倍増。今後は3G市場へのアプローチを強化する。

[ITmedia]

 英Symbianは5月10日、2005年度第1四半期の業績を発表した。売上高は2480万ポンド(1ポンド=約198円)。前年同期の1290万ポンドから大きく売上を伸ばした。なお同社は非上場企業のため非監査の業績を発表しており、当期純利益の額などは公表していない。

 出荷台数の大幅な伸びが売上げ増加を支えた。Symbian OS搭載機の出荷台数は、前年同期の240万台から675万台になり、累計出荷台数も3200万台に達している。

 第1四半期中には、富士通、三菱電機、パナソニック、ノキアの4社が計9機種のSymbian OS搭載機を出荷しており、今四半期末現在ではOSライセンシー9社が200以上の通信キャリアに向け、48機種のSymbian OS搭載機を販売している。

 また第1四半期末現在、11社のライセンシーが41の携帯電話および派生モデルを開発中としており、こちらも前年同期末の9社30モデルを上回るペースとなっている。

3G市場でのポジションを強化──トーマス・チャンバーズCFO

 SymbianのCEO代行兼CFOのトーマス・チャンバーズ氏は今後、「3Gの成長市場で、リーダーとしてのポジションを強化する」と説明。富士通や三菱が3G端末を投入済みで、シャープやソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズがSymbian OS搭載FOMAの開発を表明している(2004年11月の記事参照)日本市場をはじめとする3G導入地域での基盤強化を目指す。

 OS自体の強化も図っており、2月に新版となる「Symbian OS v9」を発表(2005年2月の記事参照)。2005年度後半には搭載機が市販される見込みだとしている。

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