富士写真フイルムは9月12日から、携帯電話で撮った人物写真を加工し“変装”させるサービス「お顔ミラクル」を開始した。オリジナルフォトクリップ作成サービス「ウゴク・フォトミラクル」にサービスを追加する形。料金は、ウゴク・フォトミラクルの月額315円のみで利用できる。対応端末はドコモの504iSシリーズ以降/FOMA 900iシリーズ以降。
まずは“変装具合”を見てもらうのが、お顔ミラクルを理解するには早いだろう。
ポイントは2つある。1つは、顔の大きさや傾きに関わらず顔の輪郭や髪の毛、目、口といったパーツを認識し、適正なサイズの変装パーツを付けられること。2つめは、複数の顔があっても、それぞれ個別に認識できることだ。
顔の各部分に付けるパーツは当初27パーツが用意されており、組み合わせて利用できる。いくつかのパーツをセットにした「喧嘩上等!」「怖いものナシ!?」「悲しみの道化師」「栗毛セレブ」「金髪セレブ」も準備されている。パーツは順次追加していく予定だ。
変装させた顔は、端末内のメモリに保存して「Pivi」から印刷したり、メールに添付して送信することも可能だ。サイズは最大で240×240ピクセルとなる。もちろん、ウゴク・フォトミラクル内で、デコメールテンプレートや待受アプリ内の画像として使うこともできる。
コンシューマー向けサービスである「ウゴク・フォトミラクル」の新機能として登場した変装サービスだが、元のエンジンは法人向け画像変換サービス「Keitai Picture」のものを使っている。「ユーザーに認知してもらって、企業向けに売っていきたいと思っている」(富士写真フイルム)
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