携帯写真を即、プリント――小さくなった「Pivi」

» 2004年09月30日 19時41分 公開
[杉浦正武,ITmedia]

 富士写真フイルムは11月14日から、カメラ付き携帯で撮影した画像をプリントできるポケットサイズのプリンタ、MP-100「Pivi」(ピヴィ)を発売する。価格はオープンだが、1万3000円程度になる見込み。

photo 写真はデータ受信後、約21秒で印刷される

 カメラ付き携帯から赤外線通信で画像データを送信し、専用フィルムに印刷する。リピートボタンを押せば、最後にプリントした画像の焼き増しが可能。プリント画面サイズは61×46ミリ、プリント画素数は480×640ドットとなっている。3キャリアの赤外線対応端末で利用可能。

 専用フィルムは別売りで、1パック(10枚入り)525円から。端末を購入すると、サービスで1パック付属している。「フイルムはカメラ店以外に、今後コンビニなどでも販売するようにしたい」(同社)。本体には小さな液晶画面が付いており、ここでフイルムの残り枚数が確認できる。

モバイルプリンタ「NP-1」の改良版

 同社は従来、同様のモバイルプリンタ「NP-1」を販売していた。こちらも117.5×41.5×105.5ミリと「手のひらサイズ」ではあったが、Piviではサイズをさらに小型化。126.5×98.0×29.5ミリと、目に見えて薄くなった。

 NP-1がリチウム電池2本で約100枚のプリントが可能だったのに対し、Piviは130枚プリント可能。電池の持ちもよくなっている。

 画質も向上した。Piviでは独自の高画質画像処理ソフトウエア「Image Intelligence」により自動でシーン解析を行い、明るさなどの補正をかける。「現像液を使うような、店舗の現場で使われていた技術」(同社)だという。

 なお、旧来機種のNP-1も販売を中止せず、併売する。NP-1のフイルムとPiviのフイルムは互換性がないので、注意が必要だ。

デジカメ画像もプリントアウト可能に

 Piviは赤外線インタフェースしか持たず、メモリーカードスロットなどは一切搭載しない。しかし「携帯画像だけでなくデジカメの画像もプリントしたい」というニーズもある。

 このため富士写真フイルムは、「IRアダプター IR-100」も販売する予定。同アダプタをPictBridge対応のデジカメとUSBケーブルで接続すれば、Piviにデータを無線伝送できる。

 IRアダプター IR-100の価格、発売時期などは未定だが、12月ごろに数千円で販売される見通しとなっている。

Photo 本体カラーにはターコイズグリーン、アプリコット、ピーコックブルーの3色が用意されている

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