レビュー
» 2006年02月03日 14時50分 UPDATE

音楽ケータイと使いたいBluetoothヘッドセット「PULSAR 590A」 (1/3)

日本プラントロニクスの「PULSAR 590A」は、音楽再生用のヘッドフォンと通話用のヘッドセットを兼ねた便利な製品だ。付属のBluetoothアダプタを使えば、ケータイやiPodでもワイヤレスで音楽を楽しめる。

[坪山博貴,ITmedia]

 国内向けに積極的にBluetooth製品を投入している日本プラントロニクスの「PULSAR 590A」は、音楽再生と音声通話の両方に対応する、ワイヤレスヘッドフォン兼ヘッドセットの複合Bluetoothデバイスだ。同社がBluetoothステレオヘッドセットと呼ぶこの製品、リリースは2月中旬の予定だが、いち早く評価する機会を得たので試用してみた。実売価格は2万円前後になるとのことだ。

ワイヤレス音楽再生と音声通話機能を一体化

 プラントロニクスのPULSAR 590Aは、携帯電話とBluetooth経由で接続することで、ワイヤレスでの音楽再生と音声通話に対応させる複合Bluetooth機器である。

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典型的なヘッドバンド式のデザインを採用。ヘッドバンドのサイズ調整はもちろん、スピーカーユニット部はかなり自由に動かせ、耳にぴったりとフィットする。電源スイッチはスライド式で、ボタンを長押しするタイプと比較すると簡単かつ確実に電源をオン/オフでき、かばんの中などでの誤動作も防げる

 サポートするプロファイルは音楽再生用の「A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)」とリモート操作用の「AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)」、これに通話用の「HSP(Headset Profile)」と「HFP(Handsfree Profile)」が加わる。Bluetoothのバージョンは2.0だが、通信可能な距離は最大で約10メートルとなっている。Bluetoothはバージョン1.1以降ではおおむね上位互換性が確保されているので、同じプロファイルをサポートしていれば、バージョン1.1/1.2仕様のBluetooth対応携帯電話やBluetoothアダプタとの相互接続製は基本的に確保されている。

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左はBluetooth 1.1対応の東芝製「W21T」とHFPで、右はBluetooth 1.2対応のパナソニックモバイルコミュニケーションズ製「P902i」とHFPおよびA2DPで接続しているところ。それぞれ問題なく接続設定、接続、利用が可能であった
※初出時に画面の説明が左右逆だったため訂正しました。お詫び致します。【18:30 Update 】

 デザインは、ヘッドフォンとしてはスタンダードなヘッドバンド型だ。圧迫感の少ないオープンエアータイプで、99.7グラムという軽さは、移動中の利用も苦にならない。充電式のリチウムポリマーバッテリーを内蔵しているため、音楽再生時の利用時間は最大で10時間と十分だ。約2時間で満充電になる。

 パッケージにはユニバーサルアダプタと呼ぶ、音声信号をBluetooth経由で送信できるアダプタが付属している。これをiPodなどのオーディオ機器やPCのオーディオ出力(ステレオミニプラグ)に接続すれば、Bluetoothを搭載していない機器でもワイヤレスでの音楽再生が可能だ。こちらも充電式で、ヘッドフォンと同じく最大約10時間動作する。

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左手前の円形の機器がユニバーサルアダプタだ。ヘッドフォンの充電が手軽に行える専用スタンドも付属する。ACアダプタはコンパクトで携帯しやすい。PCのUSBポートから電源を取って充電できる、整流回路付きのアダプタや、有線ヘッドフォンとして利用するためのステレオミニプラグケーブルも付属するなど、結構豪華なパッケージ内容といえる。
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充電スタンドはこのように利用する。直接ケーブルを接続するのとどちらが楽かと問われると何とも言えないが、少なくとも見栄えは良いし、場所も取らない。ACアダプタは2本に分岐していて、ヘッドフォンとユニバーサルアダプタを同時に充電できる
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付属のキャリングケース。外側は硬いので、ものがギチギチに詰め込まれたカバンの中にでも安心して入れておける。ユニバーサルアダプタとUSB充電ケーブル程度なら問題なく一緒に収納できた
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ステレオミニプラグケーブルを接続すると、完全にパッシブなヘッドフォンとして動作する。電源を切って利用することになるので、ヘッドセット機能と併用することはできない。マニュアルによれば電波出力が制限される航空機内での利用を考慮しているとのことだが、バッテリーがなくなった場合でもとりあえずヘッドフォンとして利用できるのは便利だ
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