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» 2006年04月18日 23時59分 UPDATE

「904SH」レビュー(1):圧倒的に美しい「904SH」のVGA液晶 (1/2)

ボーダフォンの「904SH」は、携帯としては初めてVGA液晶を搭載したことで注目を集めた。480×640ピクセルという従来の4倍の広さを持つ液晶は、携帯の使い勝手にどれくらい影響があるのか。

[園部修,ITmedia]

 ボーダフォンは4月15日、VGA液晶を搭載したシャープ製のハイエンド端末「904SH」を発売した。「顔認証」「6軸モーションコントロールセンサー」「電子コミック」「Bluetoothを活用したコミュニケーション」などなど、数多くの新機能を搭載しており、その特徴は枚挙にいとまがない。

 とはいえ、新機能についてはすでに詳しく解説した記事があるので、今回は端末の液晶とそのレスポンスを検証する。

Photo 端末のカラーは写真のブルーのほか、ブラックとパープルが用意されている。液晶は2.4インチで特に大きいというわけではないため、外観に大きな違いはない

圧倒的に美しいVGA液晶

 まず、当然といえば当然だが、904SHを手にしてすぐ目に入るVGA液晶の美しさには目を見張る。プリインストールされているVGAサイズの待受画像は、どれもディスプレイの精細さが実感できる高画質なものだ。2.4インチのVGA液晶は、解像度が300dpiを超える。つまり、904SHの液晶に表示した写真は、印刷物とほぼ同等というわけだ。内蔵の3.2メガピクセルカメラで撮影した写真を表示しても、その美しさは簡単に体験できる。見た目の印象は、はっきり言ってQVGAとは別次元のものだ。

PhotoPhotoPhoto 903SHではアイコンを選ぶと画面上部に項目名が表示される仕様だったが、904SHのメニューは、アイコンの下に項目名が表示されるようになった(左)。3.2メガピクセルカメラで撮影した写真を全画面表示すると、非常に精細なことが分かる(中)。解像度の高さを生かし、データフォルダ内の写真をプレビュー表示する機能も搭載している(右)

 VGA表示に対応したVアプリも収録しており、広い画面の恩恵が簡単に受けられる。特にナビゲーションソフトの「ゼンリンいつもナビ」は、広範囲の地図を表示できるほか、検索結果が一覧しやすかったりと、VGAならではのメリットをうまく活用している。またナビタイムジャパンは早くもVGA対応のNAVITIMEの配布を開始した。このほかにも、続々とVGAに対応したアプリケーションやサービスが登場予定だ。

PhotoPhotoPhotoPhoto 904SHのVGA表示に対応したVアプリはまだ少ないが、プリインストールされている「ゼンリンいつもナビ」(左2つ)は、VGAの解像度を生かし地図情報などを細かく表示可能だ。検索画面なども一覧しやすい。ナビタイムジャパンも904SHのVGA表示に対応のNAVITIMEの提供を始めた(右2つ)

 また画面表示やアイコンなどを統一したテーマでカスタマイズする「カスタムスクリーン」機能にも、904SH専用のテーマが用意されており、メニュー画面などを美しいグラフィックで飾ることができる。標準設定の「Chic!」のほかに、「Authentic」「Vertical」の2つのテーマがインストールされているほか、904SH専用のダウンロードサイト「カスタモ for 904SH」に無料のテーマや有料のテーマがある。本稿執筆時点では、無料のテーマが5つ、キャラクターテーマが14個、アニマルテーマが4個、クリエイターテーマが13個用意されていた。有料のものは1テーマ525円でダウンロードでき、ラインアップは今後も拡充されるという。

PhotoPhotoPhoto 初期設定のメニューのほか、「Authentic」(左)や「Vertical」(中央)といったテーマがあらかじめ用意されている。Verticalはアニメーション動作が多く、きびきびした操作を望む向きには使い勝手が悪い。このほかダウンロードサイト「カスタモ for 904SH」では、「Japan」(右)のようなテーマが有料・無料合わせて36個用意されている。
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