「EZナビウォーク」などで違法駐車の取り締まり強化に対応

» 2006年05月31日 14時42分 公開
[園部修,ITmedia]

 KDDIとナビタイムジャパンは6月1日から、「EZナビウォーク」「EZ助手席ナビ」「NAVITIME」の各ナビゲーションサービスで、目的地周辺の放置車両重点取締区域を表示するサービスを始める。道路交通法の一部改正により、駐車違反の取り締まりが強化されることに対応する。

 6月1日に施行される道路交通法一部改正では、駐車違反した車両の運転者が反則金を納付しない場合に、車両の所有者に違反金の納付が命ぜられる制度が導入される。また、東京都内の12区では違反車両の確認業務が民間委託され、悪質、危険、迷惑な違反は短時間でも取り締まるなど、駐車違反の取締が大幅に強化される。

 警察署では、駐車監視員が重点的に活動する場所と時間帯を定めた「駐車監視員活動ガイドライン」を公表しており、このデータが「EZナビウォーク」「EZ助手席ナビ」「NAVITIME」から参照できるようになる。また、これに合わせて近隣の駐車場(タイムズ、リパーク)を案内する「周辺の駐車場検索」機能も強化した。従来、駐車場の満空情報は携帯電話からしか照会できなかったが、PCからの確認にも対応する。

 サービス開始当初の情報提供エリアは東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、愛知、京都、兵庫の1都2府5県で、順次拡大していく予定。2006年8月をめどに全国をカバーする計画だという。

Image EZナビウォークでの利用イメージ

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