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» 2006年08月28日 21時57分 UPDATE

写真で解説する「W42SA」

ダイヤルキー部分に指で文字を書けば、テキスト入力できるという、ユニークな携帯が登場した。開発を手がけたのは鳥取三洋電機だ。

[後藤祥子,ITmedia]

 ダイヤルキー部分を、手書き入力エリアとして使う──。そんなユニークな機能を持つ携帯が登場した。鳥取三洋電機が開発した「W42SA」(8月28日の記事参照)だ。

 「スムースタッチ」と名付けられたこの機能は、文字入力、メニュー操作、ロック解除、カメラのオートフォーカス操作の4つの機能を、ボタンの押下ではなく指をすべらせて行えるようにしたもの。ダイヤルキーの裏に静電式のセンサーを搭載し、ダイヤルキーエリアを手書き入力エリアとして使えるようにした。操作感は、PCのタッチパッドに似ている。

Photo 指で文字を書くと、その軌跡に対応した文字がテキストとして表示され、入力を進めると変換候補が画面の下に現れる
Photo キーパッドの下に静電式のセンサーを搭載した。キーは指で操作しやすいようにフラットなものを採用した

sa_ts9.jpgPhoto 決定キーやソフトキーの操作も指でなぞって行える
sa_ts11.jpgPhoto クリアキーの操作や改行にも対応

 手書き入力文字の認識精度は、対応する文字をひらがなとカタカナ、英数字に限っているためか、比較的高い印象を受けた。ただ濁点を入力する際、ゆっくり入力していると濁点入力前の文字を認識してしまうこともあるなど、スムーズに使いこなすには多少の慣れが必要かもしれない。なお、手書き確定時間は「早い」「普通」「遅い」の3種から選べ選択可能だ。

Photo スムースタッチに対応する機能
Photo ロックの解除を手書きの図形で行うことも
Photo 図形が認識されないときは、サイドキーを押せばロックナンバーの入力による解除に移行できる

 カメラのオートフォーカス操作と連携したスムースタッチはなかなか便利だ。[1]から[9]キーのいずれかのキーに触れるとオートフォーカスが作動し、フォーカスが合うとピピッと音が鳴って知らせる。あとはキーを押し込めばフォーカスがロックされ、シャッターが切れる仕組みだ。

※初出時に、オートフォーカスの位置においてディスプレイと手書き入力エリアが連動していると記載されていましたが、位置は連動していませんでした。お詫びし訂正致します

 スムースタッチをオフにすれば普通の携帯電話として利用でき、4つの対応機能のうち、任意の機能だけをオンに設定して使うことも可能。文字入力時のみスムースタッチをオンにすれば、メール作成時やURL入力時など、文字を入力するシーンでのみスムースタッチが有効になる。

爪を伸ばしている女性でも使いやすく

 W42SAは30代の女性をメインターゲットとしている。「爪を伸ばしている女性でも、スムースタッチを使って指の腹でメニュー操作や文字入力を行える」(説明員)。開いても閉じてもヒンジ部が出っ張らないフラットなラインにもこだわったという。

sa_ts1.jpgPhoto ボディカラーはアダージョブラック、カプリスピンク、レガートホワイトの3色。KCPやau ICカードに対応しており、microSDスロットは右側面にある

sa_ts3.jpgPhoto 端末の左側面と右側面。ステレオスピーカーに対応している

sa_ts5.jpgPhoto ヒンジ部は出っ張りがなくスマート

sa_ts22.jpgsa_ts23.jpgPhoto 待受画面とメニュー画面。バッテリーアイコンや電波強度のアイコンを大きく表示できる。辞書機能も内蔵

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