904iの「うた・ホーダイ」をチェックするドコモ2.0

» 2007年04月23日 21時02分 公開
[渡邊宏,ITmedia]
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 NTTドコモが発表した“ドコモ2.0”をうたう新端末「904i」シリーズ(関連記事)。「2in1」(関連記事)や内蔵センサーによる「直感ゲーム」といった特徴もあるが、音楽ケータイとしての機能も大幅に向上している。

 最も特徴的なのが携帯電話単体の機能としては国内初となる定額制サービス「うた・ホーダイ」だ。携帯電話での利用に対応した定額制サービス自体は既にナップスター・ジャパンが提供しているが、楽曲のダウンロードにはPCが必要だった。

 うた・ホーダイはダウンロードからリスニングまでが携帯電話単体で完結する。利用には提供サイトの「マイメニュー」登録が必要となるが、登録中は聴き放題となる。904i発売時には「こころを癒す音楽」(980円)、「うた&メロ取り放題フル」(315円)、「GET SOUND♪トリホーダイ」(980円)などがサービスを提供するほか(カッコ内は月額料金)、PC向け音楽配信サイト「Mora」を運営するレーベルゲートもサービスを提供する。

 ナップスター・ジャパンは現在、PC上のみながらも無制限に聴くことができる「Napster Basic」(月額1280円)と携帯電話を含む対応プレーヤーに転送もできる「Napster To Go」(月額1980円)を提供しているが、課金上は同社の提供するうた・ホーダイの「ナップスター♪♪♪No.1」はNapster To Goに含まれる形となる。

 そのため、Napster To Goを契約してる904iユーザーならばそのまま携帯電話から楽曲を落とし放題・聴き放題となるが、携帯電話から直接ダウンロードできるのは「うた・ホーダイ」用として提供される楽曲。サービスイン時には約30万曲が用意されるが、ナップスターからPC向けに提供される楽曲(300万曲以上)とはラインアップがイコールではないことに注意が必要だ。

photo うた・ホーダイでダウンロードした楽曲の再生画面(端末はSH904i)

 名称から想像できるが、ダウンロードされる楽曲ファイルの形式は着うたフルに準じており、コーデックはHE-AAC。ただ、NTTドコモ側は本サービスについて「定額制」というプラットフォームの提供に留まっており、ファイルへどのようなDRMが施されるかは各サービス事業者によって異なる。

 そのため、ダウンロードしたファイルを着信音として設定できる/できないや、外部メモリ(MicroSDメモリーカードなど)に書き出した後に他の904iシリーズ端末で再生できる/できないなどは各サービス提供者ごとに設定が異なる。外部メモリへの書き出しは全サービス事業者が対応しており、端末本体の内蔵メモリを圧迫することなく本サービスが利用できる。

 904iシリーズは全機種がWMAファイルの再生に対応しており、PCからインポートしたWMAファイルをそのまま再生できる(Napster To Goにも対応する)。うた・ホーダイでダウンロードした楽曲とその他の楽曲(PCからインポートしたWMAファイルなど)を、1つのプレイリストに混在させることも可能だ。

 ただ、ダウンロードしたファイルの扱いは対応端末によって微妙に異なる。その最たる部分が収納先で、N904iでは「ミュージック」の「INBOX」、SH904iでは「ミュージック」内の「iモード」。F904iとD904iでは「ミュージック」のなかに他の楽曲と一括して収納される。楽曲の再生期限など、DRMの詳細は楽曲ファイルの詳細情報から確認できる。

photophoto N904i(左)は「INBOX」、SH904i(右)は「iモード」のフォルダにうた・ホーダイでダウンロードした楽曲が収納される
photophoto F904iはダウンロード楽曲用のフォルダをデフォルトでは持たないが、一覧では入手先やファイル形式が分かるアイコンが表示される(左)N904iで確認したうた・ホーダイ楽曲の詳細情報。再生制限(いつまで再生できるか)や着信音設定の可能/不可能が確認できる(右)、

 「これまでは1曲ずつが常識だったけど、これからは定額制が常識になる」(NTTドコモ 執行役員 プロダクト&サービス本部 マルチメディアサービス部長 夏野剛氏)

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