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» 2008年05月16日 12時42分 UPDATE

Mobile&Movie 第306回:相棒 劇場版「携帯はつないだままにしておいて下さい」

映画に登場する“モバイル製品”をチェックする「Mobile&Movie」。今回ご紹介するのは、人気のテレビドラマを映画化した『相棒』。映画でも、右京と薫が抜群のコンビネーションで犯人を追いつめます。

[本田亜友子,ITmedia]
作品名相棒 劇場版
監督和泉聖治
制作年・製作国2008年日本作品


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 今回ご紹介する作品は、テレビドラマを映画化した『相棒』。警視庁の窓際部署である、特命係の刑事、杉下右京と亀山薫が難事件を解決していく人気シリーズです。本作でも、抜群のコンビネーションで、右京が冷静に事件を推理し、携帯電話で薫に指示を送り、犯人を追い詰めていきます。

 頭脳明晰な杉下右京(水谷豊)と熱血漢の亀山薫(寺脇康文)は、警視庁の日陰の部署“特命係”に所属する刑事。型破りな言動で組織からは疎まれながらも、2人の判断力と行動力は一目置かれていました。

 今回、右京と薫が命じられたのは、衆議院議員・片山雛子(木村佳乃)の護衛。数日前、片山議員のもとに小包爆弾が届いたため、身辺の警護を強化するよう要請されたのでした。予測通り、片山議員の移動中に車が爆発物で狙われますが、薫の咄嗟の判断で、議員の安全は確保。右京は爆破現場に残された謎の文字“d4”に気づきます。

 1週間ほど前には、元ニュースキャスターが郊外のテレビ塔の上で殺されていた事件があり、その現場にも“f6”という文字が残されていたのです。この文字に繋がりがあるのかを探るうちに、右京と薫はインターネットの会員制のサイトに“処刑リスト”と名付けられた掲示板があることを知ります。そこには、殺されたニュースキャスターや片山議員の名前と死刑の方法までが書かれていました。

 さらに、2週間前に交通事故死していた判事の名前も“処刑リスト”にあったことから、一連の事件が予告殺人であることを右京は突き止めます。判事の交通事故現場にも“e4”という文字が残されていたため、それらは犯人が示す何らかの暗号と右京は考えていました。

 そして、今度はリストに名前のあった美容整形外科医が殺害されるという事件が発生します。殺された当日病院に、20歳くらいの女性から連絡があったことを突き止め、右京はその女性からも話を聞くことに。その女性は、北海道から上京してきたという守村やよい(本仮屋ユイカ)。やよいを警察に連れて行ったところ、すぐに弁護士の武藤かおり(松下由樹)が現われ、何も喋らせないまま帰らせてしまいます。

 連続殺人事件の犯人の手掛かりは掴めないままでしたが、次の殺人も“処刑リスト”の中から行なわれると読んだ右京は、サイトの管理者にコンタクトを取ってみることに。すると驚愕の事実が判明したのでした。やがて右京は殺人現場に残された文字が、チェスに関連することに気付き、犯人がチェス用語を使って予告をしていることを確信します。右京は次に事件が起こる現場を予測し、薫を走らせます。

 「携帯はつないだままにしておいて下さい」

 犯人が次に狙ったのは、なんと東京ビッグシティマラソンのルート。右京と薫は、都民を守れるのでしょうか? そして最後に明かされる犯人の動機とは?

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