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» 2008年09月26日 13時00分 UPDATE

Mobile&Movie 第324回:グーグーだって猫である「ファイト!!」

映画に登場する“モバイル製品”をチェックする「Mobile&Movie」。今回ご紹介するのは、大島弓子のエッセイ漫画を映画化した『グーグーだって猫である』。吉祥寺を舞台に、人間と猫の心暖まる物語が展開します。【ネタバレ注意】

[本田亜友子,ITmedia]
作品名グーグーだって猫である
監督犬童一心
制作年・製作国2008年日本作品


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 今回ご紹介する作品は、大島弓子のエッセイ漫画を映画化した『グーグーだって猫である』。天才漫画家・麻子さんのもとで一緒に暮らすことになった美猫・グーグー。吉祥寺を舞台に、人間と猫の心暖まる物語が展開していきます。

 以下、内容に触れますので、これから見る予定の方は注意してください。

 吉祥寺に暮らす漫画家・小島麻子(小泉今日子)は、長年一緒に過ごしてきた猫のサバを亡くして、落ち込んでいました。サバが天国へ行ったのは、麻子が締め切りに追われていた朝。仕事に没頭し、サバが病気になっていたことに、気づけなかった自分を責めていたのです。

 そんな元気のない麻子を、アシスタントのナオミ(上野樹里)たちは心配していました。サバがいなくなってから、麻子は漫画を描く気力もない様子。ナオミは新作を待つ編集者たちからも、麻子を励ますように言われていました。

 ある日、麻子はペットショップに立ち寄ります。サバへの悲しみから足を遠ざけていた場所でしたが、引き寄せられるように麻子は一つのゲージの前で立ち止まりました。そこにいたのはトラ模様がかわいい子猫。麻子は悩んだ末、その子猫と新たに暮らすことを決意します。

 麻子が新しい子猫を飼うことになったと聞いて、ナオミや他のアシスタントたちもさっそく会いに来ました。麻子が付けた名前は“グーグー”。

 「かわいい〜〜」

 と子猫のグーグーのあまりの愛らしさに皆、悶絶したのでした。そんなグーグーを見て、麻子は

 「2番目の猫はトクですね、最初の猫の分まで愛されるから」

 とつぶやきます。

 そうして、グーグーとの生活に慣れてきた頃、麻子が目を離した隙にグーグーがいなくなってしまいました。まだ子猫のグーグーを心配し、ナオミも呼んで、必死に探し回る麻子。近所の井の頭公園の中をぐるぐる歩き回っていると、ひとりの青年が麻子に声をかけてきました。

 「受け取って」

 声の方角を見ると、青年の手の中にはグーグーが。思わぬ出会いに驚く麻子。ナオミはそんな麻子の様子を見て閃きます。

 グーグーを見つけた男性の名前は青自(加瀬亮)。初対面とは思えないほどの、気さくさを持った不思議な人でした。ナオミは自分のボーイフレンドもダシにして、麻子と青自が再び会うきっかけを作ります。皆で飲みに行った後、麻子と青自が2人きりになるよう取り計らったのです。かなり酔っ払った青自は麻子の家で休むことに。

 麻子がそんな非常事態に慌てていると、青自が家にかかってきた電話に勝手に出てしまいました。その相手は、なんと麻子の母(松原智恵子)でした。男性の声を聞いて、麻子の母もまた慌てて電話を切ってしまいました。数分後、麻子の携帯電話には母からのメールが届きます。

 「ファイト!!」

 母からのエールに思わず微笑む麻子。グーグーが縁で出会った麻子と青自は、心を近付けていくのでしょうか? 麻子の人生をグーグーはそっと見守ります。

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