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» 2012年11月09日 23時38分 UPDATE

写真で解説する「GALAXY Note II SC-02E」 (1/2)

GALAXY Noteからディスプレイを大型しつつ、ボディを補足して持ちやすくなった「GALAXY Note II SC-02E」。付属の「Sペン」も改良され、ハード・ソフトの両面で、より自然な手書き入力が可能となった。

[平賀洋一,ITmedia]

 NTTドコモの2012年冬モデルとして発売されるSamsung電子の「GALAXY Note II SC-02E」は、5.5インチのタッチパネルディスプレイを搭載したAndroidスマートフォンだ。カラーバリエーションはMarble WhiteとAmber Brownで、それぞれのボディカラーに合わせたフリップタイプのカバーが付属する。

photo 「GALAXY Note II SC-02E」

 5月に発売された「GALAXY Note SC-05D」の後継モデルであり、ワコムの技術を使った専用のスタイラスペン「Sペン」が本体に収納されている。スマホよりも大きくタブレットよりも小さい――という絶妙なサイズは本モデルでも変わらず、(紙の)ノートのように使うコンセプトにも変更はない。しかし、より使いやすさを求めての改善や機能アップが施されている。

photophotophoto 「GALAXY Note II SC-02E」の正面(写真=左)と付属のフリップカバーを取り付けた背面(写真=中央)。カバーを閉じたところ(写真=右)

 5.5インチディスプレイは、HD(720×1280ピクセル)表示のHD SUPER AMOLED(有機EL)を採用。前モデルの約5.3インチから若干大きくなったが、解像度はWXGA(800×1280ピクセル)からわずかに減らされ、16:9のアスペクト比に変更された。ボディの幅は約80.5ミリで、GALAXY Noteの約83ミリから2.5ミリ細くなっている。わずかな違いに思えるが、双方を手にして比べてみるとかなり持ちやすくなったことが分かる。物理式のホームキーとセンサー式の戻る/メニューキーの組み合わせ、電源とボリュームのサイドキーのレイアウト、そしてMicroUSB端子の位置はGALAXY Noteから変わっていない。ちなみにこのレイアウトは、GALAXY S II以降のSamsung電子製スマホでも共通だ。

photophoto 上面(写真=左)と底面(写真=右)。上面には3.5ミリのイヤフォンジャックと、ワンセグアンテナがある。底面の真ん中にMicroUSB端子。Sペンはボディの下から引く抜いて使う(写真の隙間はカバーがちゃんとはまっていないため生じたもの)

photophoto 本体(これもカバーを付けた状態)の左側面(写真=左)と右側面(写真=右)。左側面にはボリュームキーがあるが、カバーを取り付けるとかくれてしまう。右側面には電源ボタンがある

photophoto ディスプレイ上部のアップ(写真=左)。有効約190万画素と高画質のインカメラ(CMOS)を備えた。ホームキー周辺のアップ(写真=右)。ホームキーは物理式で、メニューキーと戻るキーはセンサー式

photophoto ワンセグアンテナを伸ばしたところ(写真=左)。イヤフォンを差し込むと、ミュージックプレーヤーなど音楽関連のアプリが起動する(写真=右)

photophoto 背面カメラ部のアップ(写真=左)。アウトカメラは有効約810万画素CMOSでAFと手ブレ補正に対応。フォトライトも備えた。背面の下部には、外部スピーカーがある。わずかな突起があり、スピーカーを下にして置いても音がこもらない(写真=右)

photophoto Sペンは新型。ペンのおしりにある“かえり”が大きくなり、本体から取り外しやすくなった(写真=左)。ペンを抜くと、手書きアプリが自動で起動する(写真=右)

 プロセッサーは自社(Samsung)製の1.6GHz クアッドコアプロセッサー「Exynos441」を採用した。OSはAndroid 4.1だ。もちろんドコモのLTEサービス「Xi」をサポートしており、下り最大100Mbpsの通信にも対応する。またSC-05Dからワンセグ機能を継承したほか、NFC機能はおサイフケータイ(FeliCa)に変更となった。バッテリーはSC-05Dの2500mAhから3100mAhへと増量され、連続待受け時間はLTE環境で約650時間、3G環境で約720時間を誇る。

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 付属のSペンは長さと形状がより持ちやすくなり、ペン先の素材もプラスチックからラバーに変更。また端末側で行う筆圧感知が128段階から1024段階に増え、より自然でまさに紙に書いているような書きごこちを実現している。書きごこちをアップさせるだけでなく、画面に触れなくてもペン先を近づけるだけでアプリを操作できる「Air View」という新機能を搭載した。ギャラリーアプリで画像を選ぶ際、ペン先を近づけるだけでプレビューができたり、動画再生時のシーク(早送りや巻き戻し)操作もペン先を近づけるだけで行えるなど、新感覚のユーザーインタフェース(UI)に仕上がったといえるだろう。

 さらに、ペン先の動かし方で決められた操作を実行するジェスチャー操作や、ユーザーが設定したコマンドを描くことで特定のアプリを起動させられるクイックコマンドなども搭載した。細かい点では、Sペンを本体から抜くだけで手書きメモアプリが起動するなど使い勝手が向上している。

photophoto GALAXY Noteとの比較。細長くなって持ちやすくなった

photophotophoto Sペンを使った手書き機能をフルに使える専用アプリの「Sメモ」。機能アップと同時にテンプレートや素材も拡充された(写真=左)。ペンの動きでアプリを起動させたり、特定の操作ができるクイックコマンド(写真=中央)。Sペンで利用できる機能が増えたことで設定メニューもにぎやかに(写真=右)

photophoto 厚さはGALAXY Noteの9.7ミリから9.4ミリへとわずかに薄くなった。が、カバーを付けて並べると違いは感じない(写真=左)。Sペンは太く長くなった。また真円から角張った形状にしたことでボタンも押しやすくなっている(写真=右)

photo バッテリーは容量3100mAh。連続待受け時間はLTEで約650時間、3Gでは約720時間とさすがに長い

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