インタビュー
» 2015年12月06日 06時00分 UPDATE

ネット時代の恋愛事情(中編):告白はDMで――初対面で結婚を意識した“ツイ婚”カップル (1/3)

Twitterで出会い、半年で婚約した“ツイ婚”カップル。告白の方法はもちろん……。

[西山武志,ITmedia]

 「Twitterで知り合って半年で婚約した」という「未衣子」さん(@315meow)と「ひげちゃん」さん(@FrangerST)。前回の記事では、2人のTwitter上でのなれ初めを紹介した。

 お互いを知ることになるきっかけは、とあるツイートをお気に入りするという、あまりにありふれた行動だった。しかし、2人はそこから顔も名前も分からない状態で、自然とひかれあっていった。

 第2回目となる今回は、2人が初めて顔合わせをしてから付き合うまでの経緯を詳しく聞いた。ネットでの知り合いに過ぎなかった2人がリアルで出会ったとき、そこには何が生まれたのか――。(※当初は前後編2本立ての予定でしたが、全3回でお送りします)

photo Twitterでの出会いをきっかけに婚約した未衣子さん(左)とひげちゃんさん(右)

登場人物

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未衣子(みいこ)(@315meow)

24歳のエンジニア女子。本とハムスターとインドカレーが好き。週末はひげちゃんさんとクラブに行く。趣味で小説を書く女王様ツイッタラーとしての顔も持ち、毎月ネットプリント小説「角砂糖ふたつ」を発行中。アイコンは自作。


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ひげちゃん(@FrangerST)

Web制作会社に勤める26歳男子。インターネットが大好き。趣味は美術館巡りや電子工作、未衣子さんとクラブに行ったりVJ(ビデオジョッキー)をしたりすること。FacebookよりTwitterが好き。アイコンは未衣子さんの手描き。



半信半疑……傷つかないための予防線

photo リアルで会うきっかけとなった思い出のケーキと未衣子さん

―― Twitter上で出会い、ゆっくりと距離を縮めていったお二人ですが、何がきっかけで実際に会うことになったのでしょうか。

ひげちゃんさん(以下、ひげちゃん) Twitterで初めて知り合ってから3カ月たった頃には、日常的にリプライを飛ばし合う仲になっていました。そんなある日、未衣子さんが「タルト食べたいなー」とツイートしていて。ちょうど口実を見つけて彼女に会おうともくろんでいたところだったので、「ようやく隙を見せたな……!」と(笑)。すかさず「行こうぜ」とリプライしました。

未衣子さん(以下、未衣子) 私の方も、彼からリプライが来て「かかったな!」と思いました(笑)。以前に彼とのやりとりでタルトの話をしたことがあって……正直、「タルト食べたいなー」のツイートは彼からの誘い待ちでした。

―― お互いの思惑が見事に合致したんですね(笑)。ネット上でしか付き合いがなかった人とリアルで会うことに抵抗はありませんでしたか。

ひげちゃん 僕はそれまでに何度かそういう経験があったので、あまり抵抗はありませんでした。ただ、「自分から女性に声をかけて会う」なんてことはこれまでの人生で1度もなかったので、今考えるとよく自分から動けたなと。

未衣子 私も何度か経験はありました。それと、Twitterでのやり取りを見ていて、彼と共通の友人が何人かいることも分かっていたんです。だから「あの人と仲がいいなら、少なくとも危ない人ではないな」という安心感はありました。とはいえ、期待と不安はちょうど半々くらい。楽しみだけど、めっちゃ変な人だったらどうしよう……って。

ひげちゃん 僕も期待と不安は半々くらいで。Twitterで気が合いすぎていて、期待値もすごく上がっていたんですよ。だから、自分勝手にガッカリしないように「期待しすぎるな」って自分に言い聞かせてました。

 あと、ネット経由で男女が会うときって、女性の方が絶対不安が大きいじゃないですか。なので、当日は相手が不安がらないように努めようと考えていました。

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