「Hey Siri!」の呼びかけで起動するSiriに、禁断(?)の言葉らしき「OK Google」を使ってみました。
すると、「面白い冗談ですね……愉快という意味ではなく興味深いという意味ですよ」という回答が。もしSiriの表情が見えるなら、きっと凍りついた笑顔をしているだろうなと思いました。
Twitterではおなじみ(?)となっている、「バルス」の呪文。名作アニメ「天空のラピュタ」に登場する有名な破滅の呪文を、Siriにも唱えてみました。
すると、「目が! 目が!! いえ、画面が! Retinaディスプレイが!」と、ムスカ大佐のまねをしてくれます。Siriならではのジョークも混ぜる高等テクニックです。
いつも冷静沈着なSiri。しかし、実はロマンチックなところがあるようです。試しに「彼氏いますか?」と聞いてみたところ、「え? もしそうだったら、一緒にアイスクリームを食べたり、音楽を聞いたり、銀河旅行をして楽しい時間を過ごした後に、けんかして、失恋して、最後に寂しい思いをするんですよね? わかりました。どこで申し込むんでしょうか」という長文の回答が。複雑な乙女心を感じます。
Siriに「すべらない話をして」としつこく言ったところ、長い長い物語が始まりました。それはSiri自身についてのお話。
10数行にわたる壮大な物語で驚きましたが、貴重なSiriの自分語りに立ち会うことができました。
友達に話しかけるような感覚で、Siriに「今何してる?」と聞いてみました。すると、「タイムトラベルの練習をしている」というとんでもない答えが。さらには、その練習中にアインシュタイン=ポドルスキー=ローゼンのパラドックスの壁に衝突してしまうとか。
これは、量子力学のとある理論のことなのですが、それが成り立つとタイムトラベルの原理といわれる相対性理論が成り立たなくなるものです。第1位にふさわしいSiriの挑戦、すごすぎます。
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