米Intelが4月13日(現地時間)に発表した2010年第1四半期(1〜3月期)の決算は、市場の回復を受けて大幅の増収増益だった。売上高は前年同期比44%増の103億ドル、純利益は同288%増の24億ドル(1株当たり43セント)だった。1株当たり純利益はThomson Reutersがまとめたアナリスト予測38セントを上回った。
営業利益は34億ドルで前年同期比433%増。粗利益率は63%で、同社の予想を2ポイント上回った。
季節的要因もあって記録的な売り上げとなった前期と比較すると、各部門の売り上げは横ばいあるいは減少となったが、平均販売価格(ASP)は前期からわずかながら上昇した。チップセットを含むAtomの売り上げは前期比19%減の3億5500万ドルだった。
第2四半期(4〜6月期)の見通しについては、売上高は102億ドルプラスマイナス4億ドル、粗利益率は64%プラスマイナス2ポイントと見込んでいる。通年では、粗利益率を64%プラスマイナス2ポイントと、前回発表の61%プラスマイナス3ポイントから上方修正している。
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