ニュース
» 2010年05月10日 16時35分 UPDATE

Google、「O3D」で路線変更――プラグインからJavaScriptライブラリに

Googleが、これまでWebプラグインとして開発してきた3DのWebアプリ作成API「O3D」を、「WebGL」ベースのJavaScriptライブラリに変更する。

[ITmedia]

 米Googleは5月7日(現地時間)、Webサイト向け3Dアプリ作成API「O3D」のプロジェクトの路線変更を発表した。これまでWebプラグインとして開発してきたが、3DグラフィックスAPI「WebGL」ベースのJavaScriptライブラリにする。WebGLは、グラフィックス標準化推進団体Khronos Groupが標準化を進めるOpenGL ES 2.0のJavaScript向け実装で、Firefox、Safari、Operaなど複数のWebブラウザがサポートしている。

 GoogleはKhronos Groupに参加しており、2009年4月にBSD Lincenseの下でO3Dをリリースした。WebGLの開発にもかかわっており、3月にはWebブラウザからWebGLを利用しやすくするプロジェクト「Almost Native Graphics Layer Engine(ANGLE)」を発表している。

 当初GoogleがO3Dをプラグインとして開発を始めた理由は、JavaScriptライブラリにすると動作があまりにも遅くなりそうだったことと、WebGLのベースであるOpenGLのドライバがほとんどのWindows PCにインストールされていないことが普及に影響すると考えたことだった。

 だが、JavaScriptは大幅に高速になり、ANGLEプロジェクトにより、Windows版Google ChromeでOpenGLドライバなしでWebGLを稼働させられる可能性が見えたことにより、この決断に至ったという。

 O3DのWebGL実装はGoogle CodeのO3Dプロジェクトページからダウンロードできる。このページには、O3DプラグインアプリをWebGL実装にコンバートする方法などの説明も掲載されている。

企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Loading

ピックアップコンテンツ

- PR -