6月以降、個人向け資産管理サービス「マネーフォワード」や「OCN家計簿」「MoneyLook」との連携機能も搭載していく。「ReceReco自体の機能がシンプルだからこそ、他サービスとの連携がやりやすい。今後も連携サービスを増やし、ReceRecoの外側にエコシステムを作っていきたい」と平野さんは意気込む。
収益化の方法も模索していく。現在はアプリ内にバナー広告を展開しているが、今後は連携先サービスでのオプション課金や、有償APIの提供など、さまざまな手段で収益化を目指していくという。
また今後、「リコメンデーションサービス(Amazonで『この商品を買った人はこんな商品も買っています』と表示されるような機能)のリアル版」の搭載も考えているという。
「これまでリアルな店を訪れた人の購買活動は、ネットショッピングと違ってログが残らなかった。しかし、多くの個人がレシート情報をデータ化するようになれば、将来的に実店舗での商品リコメンドサービスなどにつながるはずだ」(平野さん)
サービスのさらなる拡大に向け、まずはユーザーの獲得に注力していく。「リコメンドサービスなどを実現するには、30万ダウンロードを超えたここからが本当の勝負。家計簿の“リデザイン”を通じて眠っているユーザーニーズを拾えれば、50万、100万ユーザーは遠くないと考えている」(平野さん)
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