ソニー、メガピクセルDVカメラ新製品

» 2004年01月09日 13時29分 公開
[ITmedia]

 ソニーマーケティングは、「ハンディカム」シリーズ新製品として、DVカメラ「DCR-HC40」「DCR-HC30」「DCR-PC109」と、ハイエイト方式の「CCD-TRV116」を2月7日に発売する。

 DCR-HC40

 DCR-HC40は、総画素数107万画素の1/5インチCCDを搭載した。有効画素数は動画が69万画素、静止画が100万画素。オープン価格で、実売予想価格は9万円前後。

 レンズは10倍ズームのカールツァイス・バリオテッサー(3.2−32ミリ、F1.8−2.3)。デジタルズームは120倍。

 「メガピクセルエンジン」を搭載し、CCDからの映像信号をDV形式に高精細に変換できるという。CCDから得た情報を処理する前にノイズを低減させる「オリジナルデータNR」や、白飛びを低減する「14ビットDXP」などによりS/N比も改善した。暗闇の被写体を自然な色合いで撮影できる「ナイトショットプラス」を搭載した。

 ディスプレイは2.5インチの半透過型液晶で、日差しの強い屋外でも見やすいという。タッチパネルを採用し、触れるだけでピント合わせなどの操作ができる。

 ワンタッチでほぼすべての設定をオートにできる「おまかせシンプルボタン」を装備した。

 メモリースティックスロットを備え、静止画(最大1152×864ピクセル、JPEG)や動画(最大320×240ピクセル、MPEG-1)をメモリースティックにも保存できる。IEEE 1394端子やUSB端子などを備えた。付属のバッテリーパックで約1時間35分の連続撮影が可能(ビューファインダーOFF、液晶モニターON時)。

 手になじむラウンドデザインを採用した。本体カラーはメタリックシルバーとホワイトから選べる。サイズは50(幅)×92(高さ)×112(奥行き)ミリで重さは約400グラム。

 DCR-HC109

 DCR-HC109は、総画素数107万画素の1/5インチCCDとバリオテッサー10倍ズームレンズを搭載し、メガピクセルエンジンを採用するなどDCR-HC40とほぼ同じ仕様。USB端子やIEEE 1394端子を装備した「ハンディカムステーション」が付属するのが特徴で、同機をステーションに置くだけで充電したり周辺機器と接続できる。実売予想価格は11万円前後。

 付属のバッテリーパックで約1時間50分の連続撮影が可能(ビューファインダーOFF、液晶モニターON時)。

 サイズは50(幅)×98(高さ)×97(奥行き)ミリで重さは約385グラム。

 DCR-HC30

 DCR-HC30は、総画素数68万画素の1/6インチCCDを搭載した。有効画素数は動画・静止画ともに34万画素。重さは約380グラムと軽量に抑えた。実売予想価格は8万円前後。

 10倍ズームのカールツァイス・バリオテッサーレンズ(2.3−23ミリ、F1.7−2.3)を搭載する。デジタルズームは120倍。

 液晶ディスプレイは2.5インチ半透過型のタッチパネル。メモリースティックスロットを備え、640×480ピクセルの静止画(JPEG)や320×240ピクセルの動画(MPEG-1)を保存できる。メガピクセルエンジンは搭載しない。

 付属のバッテリーパックで約2時間の連続撮影が可能(ビューファインダーOFF、液晶モニターON時)。

 本体カラーはシルバー、ミントグリーン、カクテルブルー、パッションオレンジから選べる。サイズは50(幅)×86(高さ)×112(奥行き)。

 CCD-TRV116

 CCD-TRV116は、ハイエイト方式ビデオカメラ。総画素数32万画素(有効20万画素)の1/6インチCCDを搭載する。光学ズームは最大20倍。デジタルズームは最大240倍。2.5インチの液晶ディスプレイを装備する。

 サイズは85(幅)×98(高さ)×151(奥行き)ミリで、重さは約890グラム。

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