コニカミノルタ、3200dpi対応のフィルムスキャナ普及機

» 2004年01月09日 18時57分 公開
[ITmedia]

 コニカミノルタカメラは、35ミリ/APSフィルムスキャナの普及モデル「DiMAGE Scan Dual IV」を2月上旬に発売する。旧ミノルタが2002年11月に発売した前機種「III」の後継モデルで、読み取り解像度を3200dpiに高めた。オープン価格で、実売予想価格は3万円台半ば。

 1ラインあたり5340画素の3ラインカラーCCDを搭載し、35ミリフィルムで約1460万画素(3120×4680ピクセル)の読み取りが可能。

 16ビットA/Dコンバータを搭載した。周辺回路を低ノイズ化することでダイナミックレンジを高めた。

 自動画像補正機能「Pixel Polish」と自動ほこり除去機能「Auto Dust Brush」を備えた。自動的に複数回スキャンして画像情報を平均化する「マルチサンプルスキャニング機能」も装備。粒状感を低減する機能も備えた。

 粒状感検出方式による独自のフォーカス調整機能を採用し、コントラストの低い画像でもオートフォーカス可能だとしている。

 前面に装備した「クイックスキャンボタン」を押すと、PCで専用ソフトが立ち上がる機能を搭載した。

 インタフェースはUSB 2.0。スキャン速度は3200dpi時で21秒。

 「Photoshop Elements 2.0」が付属する。対応OSはWindows 98/Me/2000/XPとMac OS 8.6−9.2.2/OS X 10.1.3−10.3.1。サイズは145(幅)×100(高さ)×325(奥行き)ミリで、重さは約1.5キロ。

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