Play@TVに登録したい、つまりテレビで見たいファイルの場所がわかっている場合には、エクスプローラ表示からフォルダを開いていき、目的のファイルを選んで「登録」をクリックしよう。
登録したいファイルの場所がわからなくても心配することはない。「メディアオーガナイザー」にはファイルを自動的に認識して抽出する機能があるため、ドライブやフォルダを選択するだけで、その中にあるマルチメディアファイルだけを探し出してくれる。
まずは、「メディア検索」のウインドウが表示されるので、「メディア形式」「検索位置」を設定し「検索スタート」をクリックしよう。
検索結果が表示されたら、Play@TVに登録したいファイルやフォルダを選択し「登録」をクリックすれば登録完了だ。検索結果からフォルダをダブルクリックすると開くことができ、中にあるファイルをさらにダブルクリックすれば画像や映像などを確認できる。また、ファイルを直接ドラッグ&ドロップすることでも登録できる。これらの手順を繰り返してファイルの登録を行っていく。
ビデオファイルには、さらに簡単な登録方法が用意されている。「メディアオーガナイザー」をインストールすると、マイドキュメントのマイビデオフォルダの中に「PVR」という名前のフォルダが作成される。
このフォルダにビデオファイルを入れておくと、「メディアオーガナイザー」を起動することなくPlay@TV側からファイルを読み込むことができてしまう。つまりPCは立ち上げておくだけでいいというわけだ。
Play@TVを起動し、テレビ画面のビューアメニューから「ビデオ」を選択すると、画面の下側に「ムービー」「マイビデオ」「PVR」「その他」の4つの項目が表示される。この項目についている色が、リモコンおよびPlay@TV本体のボタンの色に対応している。項目から「PVR」、つまり青色の操作ボタンを押すとPCの「PVR」フォルダを自動的に参照し、Play@TVに登録を行う。
PVRビデオフォルダは本来、PC用のテレビ録画ソフトである「TideoTV」が録画した映像ファイルを保存する場所でもある。「TideoTV」がインストールされている環境であれば、PCで録画したTV番組などが登録作業を行うことなくPlay@TV経由で楽しめるわけだ。
ファイルの登録が完了したら「閉じる」をクリックする。「メディアオーガナイザー」の左側にあるアイコンをクリックすれば、登録されたファイルを確認できる。ここでコメントなどを追加することも可能だ。あとはPlay@TVのリモコンを操作することで、テレビでマルチメディアファイルを楽しめる。リモコンはボタンが多く使いやすい。また、本体のボタンからも操作できる。
登録されたマルチメディアファイルそのものが直接Play@TVに転送されるわけではない。そのためPlay@TVの使用中はPCを起動しておく必要がある。ただし、メディアオーガナイザーはバックグラウンドで動作するためウインドウを閉じて構わない。
Play@TVは、PCとネットワークで接続してマルチメディアファイルをTV楽しむという、まったく新しいスタイルの周辺機器といえる。無線LAN機能を追加できるためPCとTVの距離が離れていても問題なく使用できる。大画面TVなら迫力が違うし、なんといっても大勢で楽しめることがメリットだ。
編集見習いM ありがとうございましたっ。おかげさまでPlay@TVは大好評でしたよ。
先輩編集B そうか、よかったな。17型そこそこのPCディスプレイと違って、大画面のTVで見ると迫力あるからなあ。
編集見習いM はい。自分の部屋にも大画面TVが欲しくなりましたよ。
先輩編集B おまえも編集を目指すなら、人に聞かれてすぐに製品が浮かぶようにならないとダメだぞ。
編集見習いM う、耳が痛い……。じゃあまた質問しに来ます!
先輩編集B わかってないな、ありゃ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.