AYANEOは5月18日(現地時間)、「AYANEO REMAKE」(アヤネオ リメイク)の新製品として携帯ゲーム機「AYANEO Pocket DMG」「AYANEO Pocket MICRO」、外付けGPUボックス「AYANEO Starship Graphics Dock AG01」、ミニPC「AYANEO Retro Mini PC AM01S」、モバイルバッテリー「AYANEO Retro Power Bank」を発表した。
いずれも、現時点で詳細な仕様や発売時期などは明かされていない。
AYANEO REMAKEは、過去に登場したゲーム機やPCのデザインをオマージュしつつ、現代の技術を使って“アップグレード”していく、文字通り「リメイク」をテーマにしたシリーズだ。これまでにも「AYANEO Slide」や「AYANEO Flip DS」、「AYANEO Retro Mini PC AM01」「AYANEO Retro Mini PC AM02」などが登場している。
ここでは、明らかになった新モデルを紹介しよう。
AYANEO Pocket DMGは、AYANEOとしては初となる縦型の携帯ゲーム機だ。DMGという名称は任天堂の「ゲームボーイ」に付けられた型番の一部だが、本機もゲームボーイからインスパイアされた製品のようだ。
ディスプレイは3.92型のOLEDで、画面解像度は1240×1080ピクセルとなる。十字キーと4つのボタンはいかにもゲームボーイといった雰囲気だが、本体下部にはアナログスティックとタッチパッドも備えている。また、背面にはショルダーボタンも搭載する。
SoCにはSnapdragon G3x Gen 2を採用する。CPUコア「Kryo」×8と、GPUコアの「Adreno A32」を組み合わせる。OSについては特に言及がなかったが、AYANEO PocketシリーズはAndroid搭載のゲーム端末なので、AYANEO Pocket DMGも同様だろう。
AYANEO Pocket MICROは、「ゲームボーイミクロ」にインスパイアされた携帯ゲーム機だ。ただ、ゲームボーイミクロほど小さいわけではなく、ディスプレイは3.5型で、画面解像度は960×640ピクセルとなる。同社では、ゲームボーイアドバンスの4倍の解像度だとアピールしている。
AYANEO Pocket SやAYANEO 2と同様に、ディスプレイとボディーに段差がないボーダレスフルスクリーンデザインを採用しているのも、デザイン上の特徴となっている。なお、本体サイズは約78.1(幅)×160.8(奥行き)×7.8(厚さ)mmのiPhone 14 Pro Maxと同等のようだ。
SoCには、MediaTek Helio G99(Cortex-A76×6/Cortex-A55×2)を搭載している。
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