英国下院議員、iPod交換バッテリーの低価格化を要求

» 2004年01月22日 21時05分 公開
[ITmedia]
IDG

 iPodの充電池寿命に関する懸念が英国で高まりを見せている。英国下院議員11名が、Apple Computerに対し、交換用準電池を十分に供給し、価格をリーズナブルなものにするよう動議を提出した。

 この動議を提出したのは、チョーリー選出の労働党下院議員であるリンゼー・ホイル氏。同議員は、「iPodのバッテリー交換に関し、困難に直面している人たちがいること」を憂慮しているという。

 「iPodは250ポンドから400ポンドの価格帯の、クリスマスプレゼントとして人気の高い商品だが、交換用バッテリーを買おうとすると、200ポンドもするうえ、その種の知識がほとんどない人たちにとっては入手が困難だ」と同氏は述べている。

 これは初期段階の動議なので、議会で討議される可能性は薄い。

 この動議に先立ち、Appleは英国でiPodバッテリー交換に関する方針を明らかにした。同社は米国では昨年11月からバッテリー交換を実施している。

 Appleは英国で、iPodのバッテリー充電が十分でないというユーザーに対し、バッテリー交換を付加価値税を含め、79ポンドで提供している。

 同社はiPodユーザーに対し、59.99ポンドで拡張カスタマーサポートを提供している。これにより、通常は90日の電話サポートと1年間の製品保障が、2年間のサポートおよびサービスに拡張される。これには、必要がある場合にはバッテリーの交換も含まれる。

 Appleによれば、iPodのバッテリー寿命に関する苦情は、うわさほどには多くないという。しかし、バッテリー寿命は「どの程度使ったかによる」ことを認めた。

 英国Appleの広報担当マネジャー、デビッド・ミラー氏は、「バッテリーは5年間は十分にもつ。しかし、毎日、終日使っていれば、週3回電車に乗って1回20分使うよりは寿命は短くなる」と語った。

 「製品寿命のないバッテリーは存在しない。これは物理法則だ」とミラー氏は説明した。

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