スパムフィルターのSpamSieveがApple Mailにフル対応

» 2004年01月28日 09時15分 公開
[IDG Japan]
IDG

 スパムフィルターツールの1方式であるベイジアン・スパム・フィルターを採用したMac OS X用ユーティリティ、SpamSieveがv2.1.2にバージョンアップされた。マイケル・ツァイ氏が開発したソフトの新リリースでは、Apple ComputerのMailをフルサポートしたのに加え、ほかにも多数、強化されている。

 SpamSieveを用いると、不要な商用メール、いわゆるスパムを、より効率的により分け、削除することが可能となる。Apple Mail、Emailer、Entourage、Eudora 5.2、Mailsmith、PowerMailといったメールソフトに対応している。

 SpamSieve v2.1.2はApple MailのPOPメッセージからスパムを取り出し、Spamフォルダに移動することができる。Mac OS X v10.2 "Jaguar"、Mac OS X v10.3 "Panther"で、Apple Mailをフルサポートする。

 その他の変更点としては、SpamSieve v2.1.2はデフォルトでHonor Habeasヘッダーをオフに設定、固定ブロックリストとホワイトリストルールの復帰、Entourageのアドレス帳読み込みの改善、デフォルト日付のフィックス、日本語エンコーディングの改善およびローカライゼーションなどがある。詳細はウェブページから。

 SpamSieveの価格は25ドル。登録ユーザーのアップデートは無料だ。

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