Pixar、Disneyとの配給契約を打ち切り

» 2004年01月30日 16時23分 公開
[IDG Japan]
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 スティーブ・ジョブズ氏のもう一つの会社であるPixar Animation Studiosは1月29日、The Walt Disneyと結んでいる配給契約の期間延長に関する話し合いを打ち切り、別の方向性を探すと発表した。

 「Disneyとの間で10カ月以上、契約締結に向けて話し合いを行ってきたが、当社は前進する道を選んだ。われわれはいっしょに仕事をし、ハリウッド史上で最も大きな成功を収めた。Pixarの将来の成功をDisneyと分かち合えないのは残念だ」とCEOのスティーブ・ジョブズ氏は発表の中で述べた。

 Disneyの会長兼CEOであるマイケル・アイズナー氏は、Pixar、ジョブズ氏、そして「トイ・ストーリー」「バグズ・ライフ」「Cars」の監督で、「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」の制作総指揮を務めたジョン・ラセター氏の前途を祝う声明を出した。

 「お互いに受け入れられる条件下で、共同事業を成功させてきたわけだが、Pixarは独立企業として成長する道を選んだ」とアイズナー氏は述べている。

 PixarとDisneyの提携はまだ終わったわけではない。DisneyはPixarの映画のうち、最初の7作品に関する配給権を持っており、そのうち2作品、「The Incredibles」と「Cars」はまだ制作中である。さらに、DisneyはPixarが拒否したとしても、最初の7作品については続編を制作することができる。Disneyでは既に「トイ・ストーリー3」の制作に取りかかっている。

 DisneyとPixarの契約は2006年までに終了するが、2作品の制作はまだ途中であり、「ファインディング・ニモ」が、11月には史上最高のDVD売り上げを記録し、昨年夏には新作映画として記録的なヒットを飛ばしている。

 この発表は、ウォールストリートの市場がクローズ後、発表された。Disneyの株価は営業時間後取引で24.45ドルから23.00ドルに下落(5.93%)、Pixarの株価も同じく営業時間後取引で64.20ドルから60.55ドル(5.69%)に下がった。

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