「Safari最新版はPantherのみ」につのる不満

» 2004年02月05日 11時15分 公開
[IDG Japan]
IDG

 Apple Computerは2月3日、Safari 1.2をリリースしたが、この最新インターネットブラウザが動作するには最新版のMac OS Xが必要だということに対する不満が渦巻いている。

 Safariの動作にはMac OS X 10.3が必須であり、1000万人のMac OS Xユーザーのうち、Pantherにアップグレードしていないユーザーの多くが不安を抱いている。

 「われわれJaguarユーザーはどうなるのだ?」とある読者は不満をもらす。「Mac OS X 10.3はSafariとの下位互換性を取れないほど、違うものになっているのか?」と同氏。

 毎年、最新版への移行を「強制」させられることにへきえきしている読者もいる。前バージョンからの何らかのアップグレードパスが望まれてるのだ。

 Safari 1.2にはいくつかの強力な新機能が加わっている:ダウンロードの再開、画像サイズ表示、タブサポートの拡張、アクセシビリティ向上のため、ブラウザを拡大表示する機能、ウェブページの複数のフォームエレメント間でタブ移動する機能など。

 「AppleはiCalとiSyncでもJaguarでしか使えないように、バージョンを固定してしまった」とある読者は述べる。

 英国版Macworld誌の読者の中には、怒りのあまり、Appleへの支払いを「強制」されていると主張する人たちがいる。「Appleは毎年新しいOSをリリースするが、これは自分にとって2つのことを意味する。Mac OS Xは未完成のオペレーティングシステムであること、そしてAppleの販売マシンはユーザーから金を巻き上げ続けているということ」という意見だ。

 Appleから想定される回答は、それぞれの世代のオペレーティングシステムにおいて、新しい機能とアプリケーションを開発することに引き続き集中する、というものだ。たとえば、OS X 10.3では100を超える新機能を追加し、その中にはExpose、Font Book、iChat、TextEditでWordドキュメントを開く機能、Mailの最適化などが加わっている。

 Appleは強固な根拠をもって、一貫して新しい世代のオペレーティングシステムを繰り出しているが、OS Xの全ユーザーに対するSafari最新版の提供が遅れれば、Appleのビジネス姿勢が問われかねないとの意見が出ている。

 「Appleが考えているのは株主とマーケティング、販売だけ?」とある読者は問いかけている。

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