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» 2004年02月12日 13時48分 UPDATE

内蔵無線LAN機能を強化し、bとgのデュアルモードに対応――Let'snote LIGHT W2/T2/R2新モデル (1/2)

松下電器産業はLet'snote LIGHTの新シリーズ「Let'snote LIGHT Y2」の発表に合わせ、従来からある「Let'snote LIGHT W2/T2/R2」の3シリーズにも新モデルを追加した。新モデルの主な特徴は、内蔵無線LAN機能の強化だ。機能強化ポイントを中心に、新モデルをレビューしよう。

[平澤寿康,ITmedia]

IEEE802.11b/gデュアル対応で基本性能が向上

 14.1インチ液晶ディスプレイを搭載するA4サイズの2スピンドルノートPCで約1499グラムという世界最軽量を実現した「Let'snote LIGHT Y2シリーズ」の登場に合わせ、従来からある「Let'snote LIGHT W2/T2/R2」の3シリーズにも機能を強化した新モデルが追加された。

mk_w2t2r2_main.jpg 左から順に「Let'snote LIGHT CF-W2CW1AXR」「Let'snote LIGHT CF-T2CW1AXR」「Let'snote LIGHT CF-R2CW1AXR」

 主な機能強化のポイントは、内蔵の無線LAN機能だ。従来のW2/T2/R2シリーズの無線LAN機能内蔵モデルはIEEE802.11b対応だったのに対し、今回登場した新モデルは全機種とも「Intel PRO/Wireless 2200BG」を採用したことで、IEEE802.11b/gのデュアルモード対応となった。

 他社のモバイルノートでは、「Centrino」ロゴをあえて外してIEEE802.11b/gのデュアルモードやIEEE802.11a/b/gのトリプルモード対応を果たした製品が存在していたが、Let'snote LIGHTシリーズではこれまでそういう対応は取られていなかった。

 日本では、昨年来よりIEEE802.11g対応の無線LANがかなりのスピードで普及しており、特に家庭内で新たに無線LANを導入する人の多くがIEEE802.11g対応の無線LANアクセスポイントを選択しているという状況がある。

 そのためLet'snote LIGHTシリーズは、超軽量サブノートとしての魅力は高くても、無線LAN機能の弱さが気になっていた人も少なからずいただろう。しかし今回、IEEE802.11b/gのデュアルモード対応を果たしたことで、無線LAN機能に関する弱点は克服されたわけだ。

mk_w2t2r2_centrino.jpg W2/T2/R2シリーズの新3モデルは「Centrino」のロゴ条件を維持したままIEEE802.11b/gのデュアルモードに対応している

無線LAN機能以外の基本スペックに変更はなし

 内蔵の無線LAN機能が強化されたW2/T2/R2シリーズの最新モデルだが、それ以外の基本仕様に関しては、従来モデルのままで変更点はない。

 採用CPUはW2/T2/R2シリーズともに超低電圧版Pentium M/1GHzで、従来と同様だ。チップセットはIntel 855GMで、グラフィックス機能はチップセット内蔵のものを利用している点も変更はない。液晶ディスプレイのサイズ、解像度なども、従来モデルと全く同じである。標準メモリ容量は3モデルとも256Mバイトで、512Mバイトまで増設可能だ。また、ハードディスク容量も全モデルとも40Gバイトとなっている。

 前モデルの発売から現在までの間に超低電圧版Pentium Mの最新モデルが登場しなかったため、このように基本スペックの変更がまったくなかったわけだが、せめてハードディスク容量の増強ぐらいは行ってほしかったところだ。内蔵無線LAN機能の強化だけではマイナーバージョンアップというイメージが非常に強くなってしまうので、あまり印象がよくないからである。

 もちろん従来モデルと同様に、パナソニックPCの直販サイトである「マイレッツ倶楽部」で購入すれば、内蔵ハードディスクを60Gバイトに増量することが可能だ。とはいうものも、標準で60Gバイトのハードディスクを搭載し、マイレッツ倶楽部では80Gバイトに増量できる、といった変更を行っても良かったのではないだろうか。

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