ソニー、高画質化した縦置き型フォトプリンタ

» 2004年02月18日 16時31分 公開
[ITmedia]

 ソニーマーケティングは、縦置き型のフォトプリンタ新製品「DPP-EX50」を3月5日に発売する。オープン価格で、実売予想価格は2万5000円前後。

 昇華型熱転写方式カラープリンタで、DPP-EX5の後継モデル。解像度は403dpi×403dpi。ポストカードサイズ(1612×2418ピクセル)やLサイズ(1412×2015ピクセル)の印刷が可能だ。ふちなし印刷にも対応する。

 新開発の「フォトクオリティープロセッサー」を搭載した。色再現性が高く、階調豊かな画像を印刷できるという。独自の「サーマルヘッド蓄熱補正技術」により色にじみの原因となる熱補正を改善し、シャープな画像を再現できるようになった。Lサイズの印刷時間は約70秒と、従来モデルよりも高速化している。

 メモリースティックスロットを備え、単体で画像のプリントが可能だ。本体の上面に備えた液晶パネルで画像番号を確認して印刷枚数を指定できる。PC用USB端子とPictBrige用USB端子を搭載し、PictBridge対応デジタルカメラからのダイレクトプリントにも対応した。

 自動画質補正機能「オートファインプリント3」を搭載した。Exif Print対応デジタルカメラで撮影した画像なら、撮影条件やシーンを反映して高品位にプリントできる。赤目補正機能も備えた。

 映像出力端子(NTSC対応)をTVに接続すれば、画像のスライドショー表示が可能。TV画面で画像を加工してカレンダーやカードを作成できる「クリエイティブプリント」にも対応した。

 サイズは83(幅)×199(高さ)×290(奥行き)ミリで、重さは約2.2キロ。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。画像管理ソフト「PictureGear Studio Ver.2.0」が付属する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月16日 更新
  1. 使って分かったM4チップ搭載「iPad Pro」のパワフルさ 処理性能とApple Pencil Pro/Ultra Retina XDRディスプレイ/新Magic Keyboardを冷静に評価する (2024年05月14日)
  2. 新型「iPad Pro」が見せる未来の夢と「iPad Air」が見せたバランス感覚 実機を試して分かったiPad購入ガイド (2024年05月14日)
  3. FMVの富士通クライアントコンピューティングが2種類の周辺機器を発売 「27型ワイド4Kディスプレイ」と「ワイヤレス静音キーボード」 (2024年05月14日)
  4. AMDが内蔵グラフィックス非搭載の「Ryzen 7 8700F」など2製品を発表 (2024年05月15日)
  5. ワコムの有機ELペンタブで快適手書きメモライフ! 絵描きではないビジネスパーソンが「Wacom Movink 13」を試したら (2024年05月14日)
  6. キヤノンMJ、PCレスでのスキャンやデータ送信も可能なネットワークスキャナー「ScanFront 400II」 (2024年05月14日)
  7. 2台のPCを“直結”して高速データ転送と画面共有を実現――Intelが「Thunderbolt Share」を発表 対応製品は2024年後半に登場予定 (2024年05月16日)
  8. Arloブランドの「Essential屋内用カメラ(第2世代)」を試す Ringの屋内カメラとの違いは? (2024年05月15日)
  9. OpenAIが新AIモデル「GPT-4o」を発表 (2024年05月14日)
  10. ASUSが「新しいAI PC」を5月21日午前3時(日本時間)に発表 Snapdragon X搭載? (2024年05月13日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー