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» 2004年04月28日 12時00分 UPDATE

407万画素CCDを搭載して1万9800円――イオン「D'zign DZ-438」 (1/3)

イオンから発売された「D'zign DZ-438」は、有効画素数407万画素の1/2.5インチCCDを搭載しながら1万9800円という、エヌエイチジェイ製の低価格デジカメである。低価格なカメラは画質が犠牲になることが多いのだが、その点を中心にチェックしてみよう。

[蒼井恵,ITmedia]

 イオンから発売された「D'zign DZ-438」(以下、DZ-438)は、エヌエイチジェイ製のデジタルカメラである。有効画素数407万画素の1/2.5インチCCDを搭載しながら1万9800円という低価格が特徴だ。

 レンズは7.79ミリ(35mmカメラフィルム換算で38ミリ)の単焦点タイプで、明るさはF2.8となる。ピント合わせはパンフォーカス(近くから無限遠までピントが合う)タイプのため、撮影できる距離は0.8メートル以上である。マクロ機能はないため、小さい被写体の撮影は難しい。

設定は画面表示タイプを採用

 本体サイズは92(幅)×58(高さ)×22(奥行き)ミリで、質量は約115グラム(本体のみ)とコンパクトで軽量だ。本体は金属製ではないが、前面と背面には金属パネルが取り付けられている。

ki_aeon01.jpg DZ-438は前面と背面が金属ボディで、側面などは樹脂製となる。レンズカバーなどは付属せず、このまま持ち歩いて使用する
ki_aeon02.jpg 手に持ったときにちょうど背面の親指があたる部分に滑り止めが付いており、見た目以上に持ちやすい

 メインスイッチは本体上部にあり、押すと電源が入り、再度押すと電源が切れる。このタイプのスイッチは、誤動作を防ぐために0.5秒程度押し続けると電源が入る製品が多いが、DZ-438は押した瞬間に電源が入る。誤動作が心配になるが、今回のテストで誤動作することはなかった。

 DZ-438には本体内に16Mバイトのメモリが内蔵されており、メモリカードがなくても撮影できる。4Mバイトサイズで11枚、動画は約2分30秒の撮影が可能だ。

 撮影モードはダイヤル式となっており、通常撮影とシーンモード、動画撮影、録音の4モードを切り替えることができる。再生ボタンは液晶画面右にあり、モードダイヤルの位置に関係なく再生できる。

 各種設定だが、「MENU」ボタンを押して液晶画面にメニューを表示させたあと、本体背面の右上にある黒いボタンで項目を選択しながら行うことになる。設定を確定したいときはズームレバーを押し込めばよい。撮影に戻るには再度「MENU」を押すだけだ。

 シンプルで分かりやすいメニューだが、最近のデジタルカメラによくあるグループ分けが行われていないため、目的のメニュー項目を探すのに手間取ってしまうこともあった。また、電源を切ると画質関連や撮影モード関連の設定はリセットされる。撮影画像のファイル名も、メモリカードにファイルがなくなるとリセットされて1番から改めて付けられるようだ。多数の画像をパソコンで管理する場合は、同名のファイルが作成されてしまうため、注意が必要だ。

ki_aeon03.jpg 左が電源スイッチで右がシャッターボタン。シンプルだが操作性はよい
ki_aeon04.jpg メニューは液晶モニタ上に表示される。ズームレバーでメニューを選び、ズームレバーの左右にあるボタンで設定を行う

 撮影モード背面にある「DISP」ボタンを押すと、ヒストグラム表示のほか、水平垂直を取りやすい方眼線が表示できる。ヒストグラムは再生時にも表示可能である。

 ファインダーは、アイビューファインダーと液晶モニタが利用できる。アイビューファインダーは小さく見にくい。メガネをかけたままでは画角を確認することはできないので、バッテリー寿命を延ばしたいときに利用する程度と考えたほうがよいだろう。

 液晶モニタは1.6インチのTFT液晶を使用している。屋内や日陰では視認性は問題ないが、コントラストがやや低いため、写真によっては実際の画像とは異なって表示されることもあった。最近のデジタルカメラに多い半反射型ではないため、太陽光下では非常に見にくい。また、液晶モニタの追従性はそれほどよくはないが、撮影に困るほどではない。

ki_aeon05.jpg ヒストグラムは再生時のほか、撮影時にも表示できる。シャッター速度や絞り値は撮影時には表示されないが、再生時に確認できる
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