Apple、次期OS X「Tiger」をプレビュー、サーバ版はブログ、IMサーバ搭載

» 2004年06月29日 08時08分 公開
[ITmedia]

 米Appleは6月28日、米サンフランシスコで開催のWWDC 2004で、「Tiger」と呼ばれるMac OS X次期バージョン10.4のプレビューを行った。2005年上半期にデビュー予定で、小売価格は129ドルとなる。

 TigerはMac OS Xで5番目のメジャーリリース。ファイル、文書などの検索機能を強化した「Spotlight」、ブラウザ新版「Safari RSS」、インスタントメッセージングクライアント「iChat」の新版などが組み込まれている。

 スティーブ・ジョブズCEOは「AppleはOS XでOSの革新者となり、Tigerによってその差はさらに広がるだろう。他社もOS Xの後を追ってきているが、Tigerによってついてくるのが一層難しくなる」と語っている。

 新機能のSpotlightでは、電子メール、プレゼン資料、画像、Microsoft Office文書など、Mac上のアプリケーションを使って作成したファイルや文書を素早く検索し、種類、時間、作成者などによって検索結果を自動分類・表示できる。

 RSSに対応したブラウザ新版のSafari RSSでは、RSS対応サイトを自動的に探し出して専用アイコンを表示。このアイコンをクリックするとフル機能を備えたRSSリーダーとなり、RSSフィードが表示される。

 また、「Dashboard」は「Widgets」という新種のアクセサリツールに簡単にアクセスできる機能。株価、予定表、電卓といったツールや情報が活用しやすくなる。Exposeとの統合により、デスクトップに置かれた豊富なWidgetsに一瞬でアクセスできる。

 iChatの新版では、業界の新仕様であるH.264のビデオコーデックをサポート。最大10人までの音声会議と3人までのビデオ会議にも利用できるようになっている。

 Appleは同日、Tiger版のサーバ用OS新版もプレビュー。この版では64ビットアプリケーションのネイティブサポート、ブログを簡単にホスティングできる「Weblog Server」、組織内で暗号化されたチャット機能を提供する「iChat Server」などの新機能に加え、WindowsサーバからMac OS X Serverにアップグレードしやすくする移行ツールも提供される。

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