ソルダム、最新のPCアーキテクチャに対応した新設計アルミATXケースを発売

» 2004年07月06日 18時41分 公開
[ITmedia]

 ソルダムは、新機構を10数カ所に採用した新設計のアルミATXケース「MT-PRO4000」を発売した。ボディカラーは、アイボリー(W/E)、シルバー(S/E)、ブラック(B/E)の3色を用意する。電源ユニット未搭載モデルの価格は2万6040円(税込み)。BTOにより、350/400/450/500ワットの電源ユニットなどを選択可能だ。デリバリー開始は7月12日以降の予定。

最新のPCアーキテクチャに対応するため、新機構を10数カ所に採用したアルミATXケース「MT-PRO4000」

 MT-PRO4000の特徴は、LGA775やDDR2、PCI Expressなどの新技術によるシステムの高性能化に追従できるように、冷却性能を高めると同時に静音化も進めたこと。マザーボートベースに冷却用のホールを開けてマザーボードの背面に溜まった熱を放出できるようにしたほか、CPUクーラーから放出された高温の空気が電源ユニットに吸気されることを防ぐCPU排出熱遮断プレートを標準搭載する。

 CPUの冷却では、サイドパネルからフレキシブルダクト経由で外部冷気を直接CPUに供給する「U38 CPU COOLING COVER」を標準装備し、水冷ユニットの「AquaGizmo」もオプションで搭載できる。

サイドパネルから外部冷気を直接CPUに供給する「U38 CPU COOLING COVER」を標準装備する

 ファン系では、静音性に優れた140ミリ角の大口径フロント吸気用ファンや92ミリ角のリア排気用ファンを標準搭載して大風量をフロントからリアへ流せるようにした。排気用のセカンダリファンやHDDダイレクト冷却用ファン、AGP/PCI冷却用ファンもオプションで搭載できる。

 搭載ベイ数は、5.25インチベイ×3、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×5で、5.25インチドライブベイマスク3枚と3.5インチドライブベイマスク1枚が付属する。前面端子は、USB 2.0×2とIEEE 1394×1。サイズは197(幅)×498.5(奥行き)×447(高さ)ミリ、重量は5.2キロ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月10日 更新
  1. 新型「iPad Pro」がM3チップをスキップした理由 現地でM4チップ搭載モデルと「iPad Air」に触れて驚いたこと (2024年05月09日)
  2. 個人が「Excel」や「Word」でCopilotを活用する方法は? (2024年05月08日)
  3. M4チップ登場! 初代iPad Proの10倍、前世代比でも最大4倍速くなったApple Silicon (2024年05月08日)
  4. Core Ultra 9を搭載した4型ディスプレイ&Webカメラ付きミニPC「AtomMan X7 Ti」がMinisforumから登場 (2024年05月08日)
  5. iPad向け「Final Cut Pro 2」「Logic Pro 2」登場 ライブマルチカム対応「Final Cut Camera」アプリは無料公開 (2024年05月08日)
  6. パナソニックがスマートTV「VIERA(ビエラ)」のFire OSモデルを6月21日から順次発売 Fire TVシリーズ譲りの操作性を実現 (2024年05月08日)
  7. NECプラットフォームズ、Wi-Fi 6E対応のホーム無線LANルーター「Aterm WX5400T6」 (2024年05月09日)
  8. SSDの“引っ越し”プラスαの価値がある! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってみる【前編】 (2024年05月06日)
  9. これは“iPad SE”なのか? 新型iPadを試して分かった「無印は基準機」という位置付けとシリーズの新たな幕開け (2022年10月24日)
  10. マウス、モバイルRyzenを搭載した小型デスクトップPC「mouse CA」シリーズを発売 (2024年05月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー