AirMac Expressをあれこれ試してみた(1/4 ページ)

» 2004年08月03日 10時51分 公開
[こばやしゆたか,ITmedia]

 AirMac Expressは、IEEE802.11g対応の無線LANのベースステーション(ルータ機能付)である。さらに、USBプリンタを接続してプリンタサーバとして使うこともできる。

 でも、それだけではない。

 AirMac Expressにはラインアウト端子があって、これをアンプにつなぐと、iTunesの音楽を無線LAN経由で再生できるようになるのだ(AirTunes)。これはちょっと面白い。一週間借りられたので、いろいろいじってみた。

パッケージを開ける

 AirMac Expressのパッケージは、iPod miniのものと同じ形をしている。白い箱に青でアイコンがドカンと描かれたデザインで、とにかくこれが「無線」関係のものらしいことはすぐ分かる。

 開けてみるとこうなっている。本体を取り上げると、下にCD-ROMやマニュアルの入った薄い箱が見える。

 本体はこれ。パッケージとは逆に「無線」関係の製品とはとても思えないデザインだ。PowerBookやiBookのACアダプタとそっくり。

 端子は、イーサーネット用のRJ-45、プリンタ接続用のUSB(A)、そしてラインアウトだけだ。ラインアウトは、アナログ(メタル)のステレオミニと、光デジタルとが共通になっている。MDプレイヤーのラインインによく見られるタイプ。

 本体には、イーサネットケーブルもオーディオケーブルも付属しない。どれも汎用品でOKだが、オーディオケーブルについては、アナログ(メタル)のステレオミニ⇔RCAプラグ×2、光デジタル丸型⇔角型のケーブルと、ACケーブルとがセットになったものが別売りで用意されている。

 オーディオケーブルはMonster Cableのもの。一見ごつく見えるのだけど、コネクタまわりは意外に小さいので、隣のコネクタを邪魔することはない。ただ、AirMac Expressではアナログケーブルとデジタルケーブルは排他使用なので、それがセットになっちゃっているのはちょっとうれしくない。

 ACケーブルは、本体付属の一体型プラグと交換するタイプ。AirMac Expressをコンセントから離して置きたい場合に便利だ。これも(デザインさえ気にしなければ)、汎用のいわゆる「目玉ケーブル」でもいちおうOK。

 これも、オーディオケーブルとセットじゃなしに売ってくれればいいのに。

AirTunesで遊ぶ

 多少でも音楽に興味がある人が、AirMac Expressを買ってきて最初に試すのがこれだと思う。パソコンとAirMac Expressを直接無線LANで接続し、純粋にAirTunesだけで遊ぶものだ。

 AirMac Expressをコンセントに差し込んで、オーディオ出力をアナログまたはデジタルでアンプにつなぐ。パソコンの無線LANの接続先をAirMac Expressにする(実験した個体では、デフォルトの名称は「Apple Network 005b55」だった)。

 iTunes 4.6を起動。右下のほうに見慣れないポップアップがある(*1)。これがiTunesの音楽の出力先(iTunesではあっさりと「スピーカー」と呼んでいる)の選択だ。ここでAirMac Expressを選択。

 後は、iTunesで音楽を再生すれば、それがAirMac Expressにつながったオーディオで再生される。再生するものは、ライブラリーに入っているオーディオデータでもいいし、インターネットラジオでもいい。あるいはオーディオCDだってかまわない。

 アナログ接続で聞いてみたのだけど(デジタル入力できるアンプがないのだ)、音も悪くない。オーディオCDの再生で聞きくらべをしたのだけど、AirMac Express経由だとちょっと高域が鈍る感じはある。

 多分、AirMac Expressのアナログ出力段の問題だろう。でもMP3やAACのデータを聞いている分には平気。Gipsy Kingsのピークの鋭いギターのカタマリみたいに圧縮しづらいものだと、そのアラが聞こえてしまったりするくらいだ。


*1 もし、ポップアップがでてこない場合には、「環境設定」の「オーディオ」の「AirTunesに接続されているスピーカーを検索する」にチェック。わたしは最初、これでハマった。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月25日 更新
  1. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  2. “AIスマホ”としての個性がより鮮明に 望遠カメラ刷新&AI処理が飛躍した「Pixel 11 Pro」 の実力とベンチマーク結果を検証 (2026年09月24日)
  3. QualcommのSnapdragon Xシリーズが「Googlebook」に進出 DellとHPから搭載モデルが登場 (2026年09月24日)
  4. ロジクールGの新型マウス「PRO X3 SUPERSTRIKE」や8K対応キーボード「PRO X2 RAPID」を見てきた (2026年09月24日)
  5. フルHD/300Hz駆動で3万円台!? 「GigaCrysta」新モデル&驚きのコンセプト機が並んだアイオーブースを一挙紹介 (2026年09月23日)
  6. なぜ競技用ゲーミングPCは光らない? HPSC久木留所長とマウス軣社長が語るアスリート支援の未来 (2026年09月24日)
  7. 12インチ「Surface Pro」と13インチ「Surface Laptop」に個人向けの第2世代が登場 Snapdragon X2 Plus搭載でメモリは最大24GBに (2026年09月24日)
  8. 3万円台で充電ケースにディスプレイとAIレコーダー機能を内蔵! Anker「Soundcore Liberty 5 Pro Max」の気になる実力と使い勝手を試す (2026年09月23日)
  9. あの名コンビの声が“公認AI”で6カ国語に! 麻布台ヒルズ「まんが日本昔ばなし展」で体験するAI音声の最前線 (2026年09月22日)
  10. 25万以上が訪れるも異例の幕切れとなったTGS2026 MSIのゴッホコラボPCから手軽な配信アプリまで、会場で見つけた注目製品をレポート (2026年09月21日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー