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» 2004年09月14日 10時00分 UPDATE

ペンタックス、10万円を切るDSLR入門機「PENTAX *ist Ds」を発表

ペンタックスは9月14日、初心者向けの低価格デジタル一眼レフカメラ「PENTAX *ist Ds」を発表した。ボディ本体の価格は9万円代後半の見込みで、同時に発表される「smc PENTAX-DAズーム 18-55mm F3.5-5.6 AL」は2万円代後半。11月下旬の発売予定。

[今藤弘一,ITmedia]

 ペンタックスは9月14日、初心者向けの低価格デジタル一眼レフカメラ「PENTAX *ist Ds」(以下、*ist Ds)を発表した。

 *ist Dsは昨年9月に発表された「PENTAX *ist D」(以下、*ist D)をベースに作られており、ダブルダイヤルやストロボシュー、多重露光機能やワイヤレスシンクロといった機能などを省くことによって低価格を実現。オープンプライスながら、ボディ本体の実売想定価格は9万円代後半と、普及価格帯でリリースされることになった。加えて、同時に発表される「smc PENTAX-DAズーム 18-55mm F3.5-5.6 AL」は2万円代後半と、戦略的な価格となっている。

ki_istds01.jpg *ist Dsと同時発売される「smc PENTAX-DAズーム 18-55mm F3.5-5.6 AL」

ボディサイズは*ist Dと比べてコンパクトに

 *ist Dsのボディサイズは125(幅)×92.5(高さ)×66(厚さ)ミリと、*ist Dよりも小型に。ただし、グリップ部は*ist Dに比べて6ミリ増すなど、よりグリップしやすい形になった。また、低価格でありながらステンレスシャーシを採用しているのもポイントだ。

ki_istds02.jpg *ist Ds上部。左側にモードダイヤルを装備。絞りやシャッタースピードを変更するためのダイヤルは背面のみに配置された

 上部左に用意されているモードダイヤルには、シャッター速度優先や絞り優先、標準や人物、風景といったピクチャーモードのほか、撮影シーンに合わせて最適なシャッター速度、絞り値、ホワイトバランスなどを自動的に選んで設定する「オートピクチャーモード」が搭載された。

 *ist Dsの撮像素子には、*ist Dと同じく23.5×15.7ミリ、有効画素数610万画素のCCDを採用している。また、視野率95%、倍率0.95倍のガラスペンタプリズムファインダーを搭載するほか、K、KA、KAF、KAF2マウントレンズなどのペンタックス交換レンズが装着可能となっている点は変わらない。

 シャッター速度は最高速1/4000秒。最高約2.8コマ/秒で最大8コマまでの連続撮影が可能なほか、ストロボ同調1/180秒のシャッター機構を搭載した。AFセンサーは11点(SAFOX VIII)。中央部9点はクロスタイプのワイドセンサーを採用している。

 なお、ファインダースクリーンは交換式となっており、標準の「AFフレームマット」のほか、別売の「AF分割マット」「AFスケールマット」が用意される。これらは*ist D用交換スクリーンとして発売されるが、*ist Dsでも利用可能だ。

ki_istds04.jpg ファインダーイメージ

液晶モニタは2.0インチに

 背面の液晶モニタは、*ist Dの1.8インチから2.0インチへと大型に。メニュー表示の文字が大きく見やすくなっているほか、モードダイヤル操作時には、どのモードを選んだのか表示されるようになっている。

ki_istds03.jpg *ist Ds背面。左側にMENUやINFO、再生ボタンのほか、右側には十字キーとFnキーを配置。ボタン類はユニバーサルデザインとなっており、画像削除用ボタンには突起部がある。全体的にかなりシンプルな構成だ
ki_istds07.jpg メニューの文字サイズは大きく見やすくなっている

 なお、記録媒体にはSDメモリーカードが採用された。これについてペンタックスは、小型軽量で取り出しが簡単であること、アクセス速度が速いこと、コンパクトデジカメの多くに採用されており、初心者にとって取っ付きやすいといった点をメリットとして挙げている。

ki_istds05.jpg *ist Ds右側面。カバー内にはSDメモリーカードスロットを配置

 ボディ本体のUSBポートはUSB2.0対応。電源は*ist Dと同じく同社のCR-V3リチウム電池2本または単三型電池4本のほか、アルカリ電池、ニッケル水素充電池、リチウム1次電池が利用できる。

ki_istds06.jpg *ist Ds左側面。カバー内にUSBポートなどが配置されている

 *ist Dsのおもなスペックは以下の通り。

機種名 PENTAX *ist Ds
有効画素数 610万画素(総画素数631万画素)
記録サイズ 3008×2000/2400×1600/1536×1024ピクセル(RAWモード選択時は3008×2008ピクセル固定)
記録媒体 SDメモリーカード
ホワイトバランス オート、太陽光、曇天、日陰、ストロボ、タングステンランプ、蛍光灯・昼光色、蛍光灯・昼白色、蛍光灯・白色、マニュアル
液晶モニタ 2.0インチ低温ポリシリコン液晶(約21万画素)
シャッター 電子制御式縦走行フォーカルプレーンシャッター
シャッター速度 1/4000秒〜30秒
ISO感度 ISO 200/400/800/1600/3200
露出補正 +-3EV(1/2EVステップ)/+-2EV(1/3EVステップ)、カスタムファンクションによりステップ設定
露出モード オートピクチャーモード、ピクチャーモード(標準、人物、風景、マクロ、胴体、夜景人物、ストロボオフ)、プログラム、シャッター速度優先AE、絞り優先AE、マニュアル、バルブ
内蔵ストロボ オートポップアップ機能付きP-TTLストロボ(ガイドナンバー11(ISO100・m)、15.6(ISO200・m))
電源 リチウム電池CR-V3 2本、単三型乾電池4本(リチウム1次電池、ニッケル水素充電池、アルカリ電池)
サイズ 125(幅)×92.5(高さ)×66(厚さ)ミリ
重さ 505グラム(本体のみ)
実売想定価格 9万円台後半
発売日 2004年11月下旬

 なおペンタックスは、9月28日から開催される「フォトキナ」において、デジタル一眼レフ用の交換レンズ「smc PENTAX-DA40mm F2.8 limited」を参考出品する予定だ。

ki_istds08.jpg 参考出品される「smc PENTAX-DA40mm F2.8 limited」
ki_istds09.jpg *ist Dsに装着した状態

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