ニコンは9月16日、光学10倍ズームレンズと800万画素CCD、手振れ補正機構を搭載する、COOLPIXシリーズ最上位モデル「COOLPIX 8800」を発表、11月より発売する。価格はオープンプライス、予想実売価格は13万円前後。
COOLPIX 8800は、35ミリ判換算で3〜350ミリ相当の焦点距離となる光学10倍ズームEDニッコールレンズに、光学式「VR(手ブレ補正)機構」を搭載、有効800万画素の2/3インチCCDを搭載する。新開発となる10倍ズームEDニッコールレンズは、2枚のEDレンズ(超低分散レンズ)採用により、色収差を補正し鮮明な撮影が行えるという。
また同社COOLPIXシリーズでは初搭載となる手ぶれ補正機構は、光学系の一部がぶれをなくす方向に駆動し補正し、シャッタースピード3段分の効果がある。
そのほか、劣化の少ない約1/2JPEG圧縮の画質モードとなる「EXTRA」の追加、暗く写ってしまったアンダー部分だけを自動補正し、適正露出に近づける「D-ライティング機能」などを搭載、内蔵スピードライトか外部スピードライトSB-800、SB-600装着により、i-TTL調光も可能となっている。
筐体はマグネシウム合金を採用し、ランチア デルタやロータス エスプリのデザインで有名なジウジアーロ氏のデザインモチーフを採用した。
製品名 | COOLPIX 8800 |
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形式 | E8800 |
有効画素数 | 800万画素 |
撮像素子 | 2/3インチ総画素数831万画素CCD、原色フィルター |
レンズ | 10群16枚(EDレンズ2枚使用) |
ズーム(光学/デジタル) | 10倍/4倍 |
フォーカスモード | 通常AF、遠景、マクロ、マニュアルフォーカス |
AFエリア | 中央、5か所(自動選択)、9か所(手動選択) |
合焦範囲 | 約50センチ〜∞(W端)、約1メートルm〜∞(T端)、マクロモード・マニュアルフォーカス時:約3センチ〜∞(W端) |
露出制御 | プログラムオート、シャッター優先オート、絞り優先オート、マニュアル露出モード、プログラムシフト、AEロック、露出固定、露出補正(-2.0〜+2.0EV、1/3EVステップ)、ブラケティング、AE-BSS |
絞り | 1/3EVステップ、最大10段階 |
撮像感度 | オート、ISO50、ISO100、ISO200、ISO400相当 |
シャッタースピード | 2〜1/3000秒(Pモード、オート撮影モード)、8〜1/3000秒(Sモード、Aモード)、10分までの長時間露出および8〜1/3000秒(Mモード)、1/30〜1/8000秒(UH連写時) |
画質モード | RAW、HI、EXTRA、FINE、NORMAL、BASIC |
最大記録画素数 | 3264×2448ピクセル |
内蔵スピードライト | 調光範囲:約0.5m〜6.0m(広角側)、約1.0m〜3.0m(望遠側)、調光方式:i-TTL調光制御 |
記録メディア | コンパクトフラッシュ、マイクロドライブ |
搭載インタフェース | USB2.0 |
電源 | Li-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL7×1 |
電池寿命(CIPA規格) | 約240枚 |
サイズ | 116(幅)×121(奥行き)×85(高さ)ミリ |
重量 | 約600グラム(本体のみ) |
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