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» 2004年09月17日 00時00分 公開

PCUPdate特別企画:PC環境最適化計画:DiskX ToolsでPC環境を快適に保つ:レジストリのお掃除編 (1/2)

前回はレジストリを直接操作して、PCの環境を改善する方法について解説した。しかし、レジストリをいじることはかなり危険を伴うことであり、間違って必要なキーを操作してしまったり、サービスを停止してしまうと、PCの環境を快適にするどころか、二度と起動しなくなってしまう恐れもある。そこで今回は市販のツールで安全かつ簡単にPCの環境を整える方法について紹介しよう。

[星紀明,ITmedia]

 PCに蓄積したさまざまな“ゴミ”を除去して、購入当時のような軽快さを取り戻したいのは山々なのだが、それを自力で行うにはそれ相応のスキルが要求されるし、何より手間がかかりすぎる。もっと簡易に、なおかつ安全にPCのクリーンアップを行うには、やはりソフトを活用するのが一番だ。

 この手のPC環境を最適に保つツールは、フリーソフトウェアやシェアウェア、市販ソフトと数多く存在するが、単機能であったり、必要な機能がすべて揃っていなかったりと、不満に思うことも多いだろう。

 そこで今回は、エー・アイ・ソフトの「DiskX Tools Ver.10」(以下、DiskX Tooks)を使ってみることにしたい。DiskX Toolsは、現状のPC環境を隅々まで精査・診断し、不要なファイルやレジストリを削除するところまで、一貫して面倒を見てくれる。さらには、約60項目に渡るシステム周りの設定見直しも併せて行うなど、PCの高速化をトータルサポートしてくれることが特徴だ。これなら、ものぐさな筆者でも労せずにPCの掃除ができそうな気がして、早速使ってみることにした。

「クリーン度チェッカー」でPCのキレイさを調査しよう

 DiskX Toolsには、自分のPCの状態をチェックする機能として、「クリーン度チェッカー」と「パフォーマンスチェッカー」がある。

 「クリーン度チェッカー」では、不要ファイルやレジストリの肥大化を診断し、その結果をPCのクリーン度としてパーセンテージで示してくれる。「パフォーマンスチェッカー」は、PCの動作の快適さを診断してスコアで表示するというもので、いわゆるベンチマークテストのようなものと考えればよい。まずは「クリーン度チェッカー」を用いて、マイPCのクリーン度がどの程度なのかを調べてみることにした。

「クリーン度チェック」を選んで、PCのクリーン度を調べる
筆者のPCにおける結果は「51%」。かろうじて「普通」の範囲だが、やはりPCの中には不要なファイルやレジストリ情報が相当溜まっているようだ

 ところで、いくら使いやすそうだと思っても、実際に試してみないと分からないことも多いだろう。エー・アイ・ソフトの「PC診断士」ホームページにアクセスすれば、DiskX Toolsと同様のPCクリーン度チェックがオンラインで利用できる。まずは、このホームページで自分のPCのキレイさを調べてみるのがお勧めだ。あなたのPCも予想以上に汚れているかもしれない。

ブラウザ上で自分のPCのクリーン度をチェックできる「PC診断士」。利用には「ai2you」への会員登録(無料)が必要

PCが汚れていると思ったら「ファイルクリーナー」で早速お掃除

 予想通り、いやそれ以上にマイPCが汚れていることに愕然としたが、診断結果のアドバイスによれば、「ファイルクリーナー」の「オートクリーン」を実行すれば、クリーン度が11%改善されるという。「ファイルクリーナー」とは、不要なファイルを多角的に検出して削除するという機能だ。

 常々不思議に思っていたことがある。PCを長く使い続けるうちにHDDの空き容量が減っていくのは当然として、不要になったアプリケーションをアンインストールするなり、ファイルを別のメディアに退避させるなどの措置を講じてみても、思ったほどHDDの空き容量が増えないことだ。ということは、やはり不要ファイルが蓄積し続けているのだろうが、それを特定するのが難しい。

 その点、DiskX Toolsでは、孤立ファイルやWindows Updateの際に作られたバックアップファイルなども含め、自分では気付かなかった不要ファイルまで見つけ出してくれた。

 そして、「ファイルクリーナー」の「オートクリーン」では、検出された不要ファイルのうち、削除しても全く問題のないファイルだけを自動的に削除するので、安心して任せられる。

診断結果によれば、「オートクリーン」で削除できるファイルが約210Mバイトもあるというので、早速「オートクリーン」を実行。その結果、9000個以上の不要ファイルを削除できた

 さらに、「ファイルクリーナー」には「マニュアルクリーン」と「高度なクリーン」というメニューも用意されており、どのアプリケーションからも参照されていない孤立ファイルや、重複ファイルなどを自分で指定した上で削除することができる。

 これらを使う場合には、システムやファイルに関する知識がある程度必要になるが、削除前に対象ファイルを圧縮バックアップすることもできるので、万一の場合でも復旧することが可能だ。

「マニュアルクリーン」で「不要Windowsシステムファイル」を検索してみたところ、空のフォルダやらサイズが「0」のファイルが3000個も見つかった。この中で、60日以上アクセスされていないようなフォルダやファイルは、削除しても問題ないだろう
「高度なクリーン」では、どのアプリケーションからも参照されていない孤立ファイルや、Windows Updateのアンインストールファイルなども検出して、必要に応じて削除することができる

不要なレジストリを安全かつ簡単に削除するためには

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