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» 2004年09月28日 12時00分 UPDATE

エプソン、インクジェット複合機ラインアップを強化。4機種を発表

セイコーエプソンは9月28日、プリンタとスキャナーが一体になったインクジェット複合機の新製品を発表した。デジカメ写真印刷に特化した「フォト複合機」として「PM-A900」「PM-A870」「PM-A700」、普通紙コピーも可能な低価格複合機「PX-A550」の4機種。

[今藤弘一,ITmedia]

 セイコーエプソンは9月28日、プリンタとスキャナーが一体になったインクジェット複合機の新製品「PM-A900」「PM-A870」「PM-A700」「PX-A550」の4機種を発表した。

 PM-A900、PM-A970、PM-A700は「フォト複合機」として位置づけられており、デジカメ写真の印刷や紙焼き写真のデジタル化、ダイレクトプリントに特化した作りとなっている。いずれも昨年同様の「つよインク」である染料系の「PM-Gインク」を採用しており、耐オゾン性10年、耐光性20年。

3200dpi対応のスキャナを搭載――PM-A900

 複合機の最上位モデルとなるPM-A900は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタの6色機。180×6ノズルで、最小ドットサイズは1.5ピコリットルと、PM-A850の2倍のパフォーマンスを持つ。背面からの給紙に加え、普通紙のみとなるが、前面給紙にも対応した。

 スキャナ部には3200×6400dpi、48ビット入力/48ビット出力の「α-Hyper CCD」を採用しており、透過原稿用のユニットも配置されているので、反射原稿のほか35ミリフィルムのスキャニングにも対応できる。

ki_a900.jpg PM-A900

 中央部に配置されている液晶モニタは2.5インチの低温ポリシリコン液晶「Photo Fine液晶」を採用。約58万画素のQXGAタイプで、前モデルの「PM-A850」に比べて約4倍の解像度を持つ。本体前面のメモリカードスロットは、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、メモリースティック、SDメモリーカード/MMC、xD-ピクチャーカードに対応する。

 なお、今回から操作部には「かんたん写真」ボタンが採用されており、ボタンを押したあと画像を選び、「カラー印刷」ボタンを押すだけでメモリカード内の画像を印刷できるなど、操作の簡略化が図られている。

 また、PM-A900はCD/DVDメディアの印刷にも対応。本体内にガイドが挿入されており、イジェクトボタンを押してガイドをスライドさせ、メディアを装着したアタッチメントを挿入するだけで印刷が可能だ。CD/DVDメディアのスキャニングにも対応しており、表面の画像を自動的に認識して、CD/DVDメディアへダイレクトに印刷することが可能だ。

 PM-A900はオープンプライスで、実売想定価格は4万円台後半の見込み。10月22日発売予定。

大ヒット機PM-A850がさらに進化――PM-A870

 PM-A870は、今年大ヒットしたPM-A850の後継機。本体サイズはほぼ変わらないが、液晶モニタが固定式となったほか、操作系のボタンがPM-A900と同様にブラッシュアップされたのが特徴。

ki_a870.jpg PM-A870

 プリンタ部は5760×1440dpi、90×6ノズルで、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタのPM-Gインクを採用。スキャナは2400×4800dpi、48ビット入力/24ビット出力のCCD方式。PM-A850と同じく透過原稿ユニットも装備する。

 メモリカードスロットは、PM-A900と同様にコンパクトフラッシュ、スマートメディア、メモリースティック、SDメモリーカード/MMC、xD-ピクチャーカードに対応する。

 PM-A870はオープンプライスで、実売想定価格は3万円台中盤の予定。10月7日発売予定。

低価格な「オールフォト・カラリオ」――PM-A700

 PM-A700はパールホワイトのボディを採用した低価格フォト複合機。プリンタ部には90×4ノズル、最小ドットサイズ3ピコリットルのエンジンを搭載しており、各色独立タンクのブラック、シアン、マゼンタ、イエロー4色PM-Gインクを採用する。

ki_a700.jpg PM-A700

 スキャナ部には1200×2400dpi、48ビット入力/24ビット出力のCCDタイプCIS方式スキャナを搭載。透過原稿ユニットを搭載しないため、フィルムスキャンはできない。液晶モニタは非搭載となっているが、コピー枚数などを表示するLEDと、用紙種類と用紙サイズを簡単に選択できるボタンが配置されている。

 また、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、メモリースティック、SDメモリーカード/MMC、xD-ピクチャーカードが読み込めるメモリカードスロットを搭載する。

 PM-A700はオープンプライスで、実売想定価格は2万円台前半の見込み。10月7日発売予定。

普通紙くっきりの複合機――PX-A500

 PX-A550は、顔料系のPX-Vインク(耐オゾン性30年、耐光性45年)を採用した低価格複合機。ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色機で、各色独立タンクを採用。解像度は5760×1440dpi。600×1200dpi、48ビット入力/24ビット出力のCISスキャナを採用しており、ボディサイズも430(幅)×344(奥行き)×170(高さ)ミリとコンパクトな筐体となっている。

ki_a550.jpg PX-A550

 PX-A550はオープンプライスで、実売想定価格は1万円台後半の見込み。10月7日発売予定。

付属のアプリケーションを一新

 なお、今回発表された全モデルともに、付属のアプリケーションが一新されている。ファイル操作やプリント作業、コピー用のユーティリティなどは「EPSON Creativity Suite」としてインストールされることになる。

 これにより、これまで「PhotoQuicker」として提供されてきた機能は「EPSON Easy Photo Print」に継承されるほか、画像ファイルを表示する「EPSON File Manager」を中心に、、コピーするための「Copy Utility」、CD/DVDメディア印刷用の「EPSON Multi-PrintQuicker」といったアプリケーションが採用されている。なお、これらユーティリティは、旧機種へのアップグレードについては用意されていない。

ki_easyphoto.jpg 新しく採用されたEPSON Easy Photo Print

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