エプソン、マルチメディアファイルを再生できるストレージビューワー「P-2000」を発表

» 2004年09月28日 12時00分 公開
[ITmedia]

 セイコーエプソンは9月28日、MPEG-4やMotion JPEGの再生が可能なマルチメディアストレージビューアー「P-2000」を発表した。

 P-2000は、昨年発表された「P-1000」の後継機。JPEG形式で保存された画像のほか、キヤノンやニコンのデジタル一眼レフカメラで撮影したRAWデータ、TIFFデータのサムネール表示、MPEG-4(.mp4、.mov、.asf)、Motion JPEG(.avi、.mov)といった動画ファイルまで再生可能だ。また、MP3やAACの音楽再生にも対応している。

 搭載されるHDDは2.5インチのものが採用されており、容量は40Gバイト(ユーザー実効エリアは36.5Gバイト)。600万画素のデジカメ画像で約9100枚、128KbpsのMP3ファイルで約9300曲が収録可能だ。

 動画の再生能力は、最大ビットレートでMPEG-4が1.5Mbps、Motion JPEGで3Mbps。再生解像度は640×480/30fpsで、最大2Gバイトのファイルが再生可能だ。音楽ファイルは最大ビットレート320Kbps(48KHz、16ビット)で、最大のファイルサイズは100Mバイト。

 なお、P-2000に搭載される液晶モニタは3.8インチで、640×480ドットのサイズを持ち、「Photo Fine液晶」と呼ばれる、クリアな表示が可能な液晶モニタとなっている。

 搭載されるインタフェースはコンパクトフラッシュおよびSDメモリーカードスロットと、USB 2.0対応コネクタ。USB DIRECT-PRINTに対応する。

 P-2000は10月下旬の発売予定で、店頭予想価格は5万円台後半の見込み。

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