テーマは「スタイリッシュ&ユニバーサル」――ホームページ・ビルダーがバージョンアップ(1/2 ページ)

» 2004年10月18日 20時00分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 日本アイ・ビー・エムは10月18日、Webサイト作成ソフトの新バージョン「ホームページ・ビルダー V9」を発表、11月19日より発売する。価格は1万3800円(税込み)から。販売は1980円ソフトなどで知られるソースネクストとの協業により、PC量販店以外にスーパー、書店、DVD販売店などでも行われる。

photo ホームページ・ビルダー V9

 ホームページ・ビルダーは1995年より発売され、2004年10月現在マーケットシェア6割、5年連続トップとなっている一般ユーザー向けのWebサイト作成ソフト。今回のバージョンでは「スタイリッシュ&ユニバーサル」をテーマとし、より美しいデザインのページ生成を行うことができるデザイン手助けのための機能、多言語対応、そしてバリアフリー診断ツールの採用が特徴となる。

 価格は、1万3800円の1パッケージ版のほか、バージョンアップ版が7300円、学割パックが9400円、10パッケージ入りとなるグループパックが9万500円。対応OSは、Windows XP/2000 Professional/Me/98/NT4.0 SP6。

 従来通りのターゲット層である一般ホビーユーザー向け機能の拡充はもちろん、教育機関、官庁・自治体、そして企業向け機能としても利用可能な、外国語対応ページ、ユニバーサルデザインページの作成支援機能、メインサイト以外のサブサイト管理機能などが備わった。

photo 「ホームページ・ビルダーは純日本製ソフトウェアとして、ホビーユーザー向けには特に機能工夫されてはいるが、教育機関や企業用としての用途も増えたことで、プロ向けツールとしても使えるよう改良を重ねた」(日本アイ・ビー・エム ソフトウェア事業 WebSphere事業部長 山下晶夫氏)
photo 「高価格な商品だとなかなかパッケージを小さくできなかった傾向があったが、(DVDソフトによく用いられる)スリムパッケージのほうが売れることが分かった。昨年度の160%、年30万本の出荷を目標とする」(ソースネクスト代表取締役社長 松田憲幸氏=左=と、日本アイ・ビー・エム山下氏=右=)販売は、ソースネクストの販売チャネルとなる、PC量販店、スーパー、書店、DVD販売店など多数チャネル・店舗で行われる
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