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» 2004年10月19日 16時00分 UPDATE

単三形電池が使えるコンパクト500万画素機――Optio S50 (1/3)

コンパクトなOptio Sシリーズ「Optio S30」や「Optio S40」の簡単に使える機能などをそのままに、撮像素子を有効画素数500万画素と向上させたのが「Optio S50」だ。単三形電池が使用でき、いざというときのバッテリー対応にも不安はない。

[市原達也,ITmedia]

 コンパクトさをポイントにしたデジタルカメラというと、ややマニアックなユーザーを対象とした製品が多い中、「Optio S50」は初心者にも使いやすいことに重点を置いた製品で、メーカーも「エントリーモデル」と呼んでいるモデルとなる。

 エントリーモデルというと、機能を省いて価格を抑えた製品を想像するかもしれないが、Optio S50はそういうことではなく、デジタルカメラを初めて使う人でも使いやすいような機能を盛り込んだという意味でこの言葉を使っているようだ。

「イージーモード」では人物撮影なのか、風景撮影なのか、それとも夜景撮影かを判断して自動的に適正な撮影モードで撮影される。イージーモードでは「Fn」キーがヘルプボタンとなり、ボタン類の説明が表示される。これですべての初心者が使いこなせるようになるということはないが、使い始めのうちは助かる機能だ。

ki_s_IMG_3883.jpg 単三型電池を使用できるとは思えないほどコンパクトなボディである。光学ズームはおなじみとなったスライディングレンズを採用して光学3倍ズームを搭載している
ki_s_IMG_3892.jpg イージーモードで「Fn」キーを押すとボタン類の説明が表示される

 撮像画素は有効画素数500万画素(総画素数536万画素)の1/2.5インチCCDを採用している。レンズは5.8〜17.4ミリ(35ミリフィルム換算で35.6〜107ミリ相当)の光学3倍ズームで、明るさはF2.6〜4.8となる。

 通常の撮影距離はズーム全域で40センチ〜∞となり、マクロ撮影時はズーム全域で18〜50センチである。40〜50センチ近辺の被写体を撮るときは通常撮影がよいかマクロモードにすべきか悩む場合があるかもしれないが、広角撮影時はスペックに余裕があるようで、実際にはスペック以上に接写などができたし、広角撮影時は撮影モードの切り替えが気になることはなかった。

 また、さらに接写したいときにはスーパーマクロモードが用意されており、6〜20センチの範囲で利用できる。ただしこのとき焦点距離は10.2ミリに固定され、ズーム操作はできない。

ki_s_IMG_3895.jpg マクロモードはピクチャーモードなどと併用できるので、夜景モードでマクロ撮影などが可能だ。ホワイトバランスなども変更可能だ

 本体サイズは89(幅)×26(奥行き)×58.5(高さ)ミリで、本体のみの質量が130グラムである。単三型電池を使用するため、メモリーカードとバッテリーを入れた質量は約180グラムと50グラム重くなるが、実際に使用しているときはもう少し軽く感じた。

 背面の液晶モニターは1.8インチで、Optio S30の1.6インチよりも大きい。さらに大きな液晶モニターを搭載したカメラもあるが、日光下でも見やすく不満を感じることはなかった。

ki_s_IMG_3891.jpg 液晶モニターは1.8インチとOptio S30などよりも大きくなった。日中でも見やすい

回転モードダイヤルで撮影モードの変更が容易

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