Acrobat 7.0、年内に登場。Readerにレビュー機能も

» 2004年11月15日 14時43分 公開
[IDG Japan]
IDG

 米Adobe Systemsは11月15日(米国時間)、年内にAcrobat製品のバージョン7.0をリリースすることを発表する予定だ。新バージョンには、レビュー機能を持つ無料のAdobe Readerも含まれる。

 このアップデートで、Adobeはワークグループと文書管理を重視している点を強調している。このAcrobat 7.0製品はすべて、同社の「Intelligent Document Platform」製品群と連係している。AdobeはIntelligent Document Platformにより、PDFとXMLを企業システムでデータをやり取りする共通の手段として確立しようとしている。

 Acrobat 7.0 Professionalでは、PDFファイルを作成して、Adobe Reader 7.0ユーザーがそのファイルをレビュー・コメント付けできるようにすることが可能だ。このAdobe Reader 7.0は、Acrobat Professionalで作成されたPDFファイルに対して利用できる新しいレビューツールバーを備えるとAdobeは説明している。

 Acrobat 7.0 Professionalには、バックエンドエンタープライズシステムと連係し、XMLを使ってPDFフォームをデザインするツール「Adobe LiveCycle Designer」が含まれる。これらの特別なフォームにより、企業はPDFフォームで送られたデータを自動的に処理でき、バックエンドシステムに情報を再度入力する必要はない。

 AdobeのIntelligent Document Platformは、Microsoft OfficeのXMLツール「InfoPath」に対抗するものであり、複数の小規模ベンダーの製品とも競合している。

 Adobeによると、従来の顧客であるデザイン専門家に合わせて、AdobeはAcrobatアプリケーションを強化し、静止した3D画像ではなく、「動く」3D CADコンテンツを含むPDFファイルを表示できるようにした。

 ハイエンドのAcrobat 7.0 Professionalは、技術専門家やクリエイティブ職がターゲットで、価格は449ドル。アップグレード版は159ドル。

 Acrobat 7.0 Standardはビジネス専門家向けで299ドル。アップグレード版は99ドル。PDF作成ツールのAcrobat Elementsは、Adobeのボリュームライセンスプログラムを介してのみ利用でき、価格は100シートライセンスで1シート39ドル。

 Acrobat 7.0 Standard/Professionalは、年内にWindowsとMac向けに英語版が投入され、2005年初頭にフランス語、ドイツ語、日本語版が投入される。Adobe Reader 7.0は年内にWindowsとMac向けに、2005年初頭にLinux、Pocket PC、Palm OS、Symbian向けにリリースされる。

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