イーレッツは12月20日、CPUにVIA C3/1GHzを搭載する省スペース型のデスクトップベアボーンキット「BeSilent Sv10」と、同社小型ファンレスベアボーンキット「BeSilent M6000E」をベースとした限定100台の新モデル「BeSilent M60L」を発表、12月末より順次発売する。
価格はいずれもオープンプライス、予想実売価格はBeSilent Sv10が7万1400円(税込み)、BeSilent M60Lが3万9900円。
BeSilent Sv10は、本体サイズが168(幅)×160(奥行き)×64(高さ)ミリ、重さ1.4キロという省スペース型のデスクトップベアボーンキット。CPUには VIA C3/1GHzを採用し、静音ファンを低電圧駆動させることによって低消費電圧と低騒音を実現する。
VIA Apollo CLE266チップセット搭載マザーを採用し、メモリスロットにPC2700 SO-DIMM×1、2.5インチHDDベイ×1を搭載する。HDDは9.5ミリ厚の2.5インチHDDを1基搭載可能で、電源は付属のACアダプタを用いる。
BeSilent M60Lは、VIA Eden/600MHzを採用する「BeSilent M6000E」と同スペックを持つデスクトップ型ベアボーンキット。VIA Apollo CLE266チップセット搭載マザーを採用し、PC2100 DDR-SDRAM対応スロットを1基搭載する。同製品では新たに、専用の拡張ユニット「PC-M6L/HDX2」に対応し、3.5インチHDDを2台まで増設することが可能となっている。PC-M6L/HDX2の価格はオープンプライス、予想実売価格は1万3650円(税込み)。
このモデルは100台限定生産で、販売期間中は上記拡張ユニットに光学ドライブ用に5インチベイ×1を搭載できるケース「PC-MS/OB5」も同梱される。
また、これら増設ユニットを使用できない従来機のPC-M6000E/PC-M6100Eを、増設可能なMS6000E/MS6100Eへとアップグレードするサービスも開始される予定としている。
BeSilent Sv10、およびBeSilent M60Lの主なスペックは以下の通り。
製品名 | BeSilent Sv10 | BeSilent M60L |
CPU | VIA C3/1GHz | VIA Eden/600MHz |
マザーボード | VIA Apollo CLE266搭載製品 | |
搭載メモリスロット(最大) | PC2700 SO-DIMM 1スロット(最大1Gバイト) | PC 2100 DDR-SDRAM 1スロット(最大1Gバイト) |
HDDインタフェース | UltraATA133×1、Sirial ATA×2(2.5インチHDD) | UltraATA133×2 |
ネットワーク | 100BASE-TX(オンボード) | |
サウンド | AC'97準拠(オンボード) | |
インタフェース | USB2.0×4、シリアル、PS/2×1、オーディオ入出力 | USB2.0×2、シリアル、パラレル、PS/2×2、オーディオ入出力 |
本体サイズ | 168(幅)×160(奥行き)×64(高さ)ミリ | 204(幅)×197(奥行き)×73(高さ)ミリ |
重量 | 1.4キロ | 2.6キロ |
価格 | 7万1400円 | 3万9900円 |
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