進化したHPの小型プリンタ――HP Photosmart 325(1/3 ページ)

» 2004年12月28日 15時33分 公開
[林利明(リアクション),ITmedia]

 日本人は小さいモノが大好きらしく、「HP Photosmart 325」(以下、Photosmart 325)もなかなか好調に売れているようだ。Photosmart 325の対応用紙サイズはA6/ハガキ/L版なので、買うとすれば2台目以降のプリンタとなるだろう(多くの人が汎用的なA4インクジェットプリンタを持っているはず)。

画像 HP Photosmart 325

 対応用紙サイズからも分かる通り、Photosmart 325は小さい用紙へのデジカメ写真印刷をメインとしたプリンタだ。メモリカードスロットは5スロットあり、ほとんどのメディアを直接セットできる。ただしminiSDカードとメモリースティックDuo/Pro Duoにはアダプタが必要だ。また、マイクロドライブには対応していない点は覚えておきたい。PictBridgeもサポートしているので、同じくPictBridgeに対応したデジカメを直結して、デジカメ側からプリント操作を行える。

 本体サイズは220(幅)×116(奥行)×116(高さ)ミリと小さく、重量も1.2キロと軽い。エプソンの「Colorio me:(E-100)」やキヤノンの「PIXUS 80i」といったモバイル系のプリンタよりも、さらに軽い。オプションバッテリーは底面に内蔵可能だ。

 Photosmart 325をバッテリー駆動したときの印刷可能枚数は、カタログ値で約75枚となっている(フル充電は4時間)。実際のバッテリーテストは行えなかったが、少なく見積もって約60枚くらいだとしても、ちょっとしたアウトドアプリントには十分な枚数だ。

 バッテリーは直販価格で9807円(税込)と安くはないが、出先で大量の印刷を行うなら複数のバッテリーを購入しておきたい。車を所有しているなら、シガーソケットから電源を取る専用オプションの自動車用DCアダプタを買うのもよいだろう(直販のみ)。もちろん、シガーソケットからAC100V電源を取る汎用のインバーターも利用できる。

 インバーターは電気店やカー用品店などで購入でき、ノートPCの電源やデジカメの充電などにも使えるので、1つ持っていると何かと重宝するはずだ。

 Photosmart 325の前面カバーを開けると、メモリカードスロット、PictBridge用のUSBコネクタ、排紙口が現れる。さらに右側のドアをオープンすると、インクカートリッジの挿入口がある。

 装着するインクカートリッジは1本で、通常はCMYカラーを用いた3色印刷だ。ブラックはCMY混合で表現する。ただ、別売のフォトグレーカートリッジ(フォトブラック/ダークグレー/ライトグレー)にも対応しており、色かぶりのない高品質なモノクロ写真を出力可能だ。CMYカラーカートリッジとフォトグレーカートリッジは排他使用となる。

画像 メモリカードスロットは前面に配置されている
画像 右側にはインクカートリッジを配置

 給紙フィーダは背面にあり、使わないときは本体に収納するタイプだ。給紙するときは、本体下部を支点に必要最小限だけ上部が開くようになっている。給紙枚数は最大20枚だ。

画像 本体左から見たところ。必要最小限だけ上部が開いて、背面から給紙する

小型ながらカラー液晶モニタを装備

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