レビュー
» 2005年01月05日 10時28分 UPDATE

きれいな大画面液晶で楽しく使えるデジカメ――μ-40 DIGITAL (1/3)

μ-40 DIGITALは、最近流行の薄型デジカメに比べるとずんぐりはしているものの、2.5インチの液晶モニタを搭載している割に店頭価格は低めでコストパフォーマンスが高い製品。画質や機能にこだわらずに楽しく使いたいという一般ユーザー向けのデジカメである。

[荻窪圭,ITmedia]

 「μ-40 DIGITAL」(以下、μ-40)を手にしたとき「これのどこがμ DIGITALやあ」と思ったのは、「μ-10 DIGITAL」から「μ-mini DIGITAL」(以下、μ-mini)と(さらには銀塩のμシリーズも)丸みを帯びた流線型というイメージが強くあったから。

 でも考えてみたらμシリーズの基本は「生活防水のコンパクトカメラ」であって、丸い形をしている必然性はないのであった。もちろんμ-40も生活防水のコンパクトデジカメなのでやはりμなのである。

 どちらかというと、μ-miniが機能性能より個性的なデザインの面白さがウリだったのに対し、μ-40はオーソドックスなスタイルで、よりコンサバな層を狙った製品といえる。

画像 薄型ではないが、その分持ちやすいデザインのμ-40 DIGITAL

シンプルなスタイルとなったμ-40

 μ-40はちょっとずんぐりしたシンプルなスタイルのデジカメ。ウリは2.5インチのデカ液晶とシンプルな操作で、大きな液晶を見ながら簡単に写せるデジカメに仕上がっている。

 上部の電源スイッチを入れると、レンズカバーが少しだけひっこんで奥にスライドし、レンズが飛び出てくる。μ-miniと同じ機構のレンズカバーであるが、一瞬でレンズが出てくる速さがたまらない。起動はおよそ1.2秒。沈胴式でこれは快適だ。

 レンズは35〜105ミリ相当の3倍ズームで明るさはF3.1〜5.2。ちょっと暗いのが残念なところ。CCDは1/2.5インチの500万画素となっている。

画像
画像 前面はすっきりしたシンプルなデザインで、スイッチを入れると瞬時にレンズカバーが裏に隠れ、レンズが飛び出てくる。起動は迅速で気持ちいい

 撮影距離はマクロモードで20センチまでしか近寄れないが、スーパーマクロモードになると7センチまで寄れる。7センチといってもスーパーマクロ時はズームが「テレ端固定」になるので、かなり拡大できると思っていい。ワイド端固定のスーパーマクロ機能はよく見るが、μ-40はテレ端マクロなのである。どちらがいいかはまあその人の撮り方次第なので何とも言えない。

画像 上面は横長で押しやすいシャッターと電源スイッチのみだ

 ISO感度はオートか64〜400。プログラムAEでオートだとあまり自動増感してくれないので、簡単にISO100で1/2秒なんてことになる。ある程度暗いときは手動でISO200に上げるなどの工夫をしたいところだ。

 ホワイトバランスはオートか6種類のプリセット。蛍光灯が種類に応じて3つ用意してあり、白色、昼白色、昼光色と使い分けられる。

 そのほかに、露出補正や測光パターンもいじれるが、基本的には、プログラムオートとシーンプログラムの組み合わせで使うシンプルなデジカメ。

 モードダイヤルも静止画・動画・再生の3ポジションであり、静止画モード時に円形の十字キーを上に入れるとシーンプログラムが動作する。

 シーンモードは19種類。人物や風景、セリフポートレートのほか料理や夕日、キャンドルなどバリエーションは豊かで、各シーンごとにその解説が表示されるのが便利だ。水中用モードや連写してから気に入ったカットを選ぶという「ショット&セレクト」もある。こういう親切さは歓迎したい。

画像 2.5インチの大型液晶がほとんどを占める背面。モードダイヤルは試用しているうちにかすれてしまったが、静止画・動画・再生・アルバムと4ポジションある。楕円の十字キーですべて操作ができるのがうれしいところ。フルオート系デジカメだが、ヒストグラム表示ができる
画像 十字キーを上にいれると撮影モード選択画面になる。シーンプログラムはプログラムオートを入れて20種類。ひとつひとつに解説が入っているのがうれしい

 で、肝心の画質。

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