Copilotの個人向け有料プラン「Copilot Pro」を契約するメリットは?極める!Copilot in Windows

» 2024年04月30日 14時49分 公開
[井上晃ITmedia]

 Microsoftは、生成AIを活用したチャットbot型のアシスタント機能「Copilot」の有料サービスである「Copilot Pro」(コパイロットプロ)を提供している。この“Pro”を契約すると何ができるようになるのだろうか。本稿では、同サービスの概要とポイントについて、おさらいしていきたい。

photo

Copilot Proを契約すれば個人でも「Microsoft 365」からCopilotを使える

 Copilot Proを契約すると、主に以下のような機能や特典の恩恵を享受できる。

photo 「Copilot Pro」を契約したときの主なメリット

 例えば、Copilotを使う人が多い時間帯などのアクセス混雑時でも、より高性能なGPT-4を優先的に利用できたり、画像生成機能である「DesignerのImage Creator」のブースト(処理時間の短縮機能)回数が多くなったりする。

 そして、中でも注目したいのが、"個人がMicrosoft 365でCopilotを使えるようになる”という点だ。

 そもそも「Word」や「Excel」など、Microsoft 365のアプリケーションの機能にひもづくCopilotを利用したい場合は、「Copilot for Microsoft 365」という選択肢があった。しかし、これは法人向けに提供されるMicrosoft 365サブスクリプションのアドオン(≒有料オプション)として提供されていたため、個人での利用は現実的ではなかった。

 そんな中、24年1月に個人が契約できる有料サービス「Copilot Pro」が提供された。同プランを契約することで後述するメリットが得られるが、やはり個人にとってはMicrosoft 365でCopilotが使えるようになるというインパクトが最も大きいところだろう。

 なお、「(1)Microsoft 365自体を利用するために、別途Microsoft 365 Personal/Familyなどの契約が必要となる」こと。「(2)利用する場合もまだユーザーにとって理想的な状態ではない」こと(例えばExcelのプロンプトは英語のみ対応など)。「(3)Copilot Proで利用できる機能は、法人向け「Copilot for Microsoft 365」のそれと完全に同一ではない」こと──などは、あらかじめ頭の隅に置いておきたい注意点だ。

Copilot Proの月額料金は3200円

 「Copilot」自体は無料で利用できるサービスだが、「Copilot Pro」を利用するには3200円(税込)の月額料金が必要になる。

 そのため、利用を開始するには登録された支払い情報を使っての契約が必要だ。例えば、Windows 11ユーザーがCopilot Proを契約する場合には、「Copilot in Windows」のサイドバーに表示される「Get Copilot Pro」のボタンをクリックし、表示されるWebサイトで支払い情報を確認して決済をするのが簡単だろう。

photo 「Copilot Pro」の購入サイト画面
photo 支払い情報等を確認して購入をしよう
photo 購入後は、表記が「Copilot Pro」に変わった

 なお、その他には公式Webサイトにアクセスし、「Copilot Proを購入する」から手続きを行うこともできる。

 ちなみに、Copilot Proは当初Webブラウザ、Windows 10/11(Copilot in Windows)、macOS/iPadOS向けの専用アプリから利用可能だったが、1月下旬にはiOS/Android向けアプリからも利用できるようになっている。

 Copilot Proを契約した上でMicrosoft 365からCopilotを使う具体的な操作の流れや、注意点などは次回以降の記事で紹介していきたい。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月12日 更新
  1. 6500円でデスクに新風! Thermalrightの小型液晶がヒット、背景にメモリ高騰? (2026年02月09日)
  2. 新ARグラス「XREAL 1S」を試す 解像度と輝度が向上、BOSEサウンドで没入感アップ “3D変換”も大きな魅力 (2026年02月10日)
  3. 元Appleのジョナサン・アイブが手掛けるフェラーリ初EVの内装デザイン公開 物理ボタンとデジタルの融合 (2026年02月10日)
  4. マウス社長が3日間“フル参戦”した理由とは? 大阪・梅田のど真ん中で起きた“eスポーツ×地域振興”の化学反応 (2026年02月11日)
  5. ワコムが安い? 驚きの2025年を振り返り メモリ高騰におびえる2026年の「自作PC冬眠」と「次世代CPU」への期待 (2026年02月12日)
  6. ソニーが「Blu-ray Discレコーダー」の出荷と開発を終了 代替の録画手段はある? (2026年02月09日)
  7. 32GBメモリが6万円切り、2TB SSDは3.3万円から 価格上昇が続くアキバで見つけた高コスパパーツ (2026年02月07日)
  8. ASRock、“CPU起動トラブルを解決”するSocket AM5マザー用のβ版BIOSを公開 (2026年02月10日)
  9. キンタロー。も驚くほぼ「入力ゼロ」の“次世代”確定申告 2026年の弥生は3つのAI活用とデスクトップ製品強化を両輪に (2026年02月12日)
  10. 梅田の街がeスポーツに染まった3日間――「Osaka GeN Scramble」で見えた、地域とデバイスが融合する最新イベントの形 (2026年02月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年