Windows 11のAIアシスタント機能「Copilot in Windows」は、ChatGPTのように文章を生成できるだけでなく、Windows OSのシステムと関連した設定操作なども行える。今回は、「Copilot in Windows」の公式サイトにおいて紹介されている“トラブルシューティング”に関する3つの操作を実際に試し、挙動を確認したい。
なお、Copilot in Windowsの概要と基本的な使い方についての説明は、過去回にて解説済みだ。また、本稿での検証には、Windows 11 Home(バージョン23H2、OSビルド22631.2861)を用いた。
Copilot in Windowsを起動し、まずは「オーディオが機能しないのはなぜですか?」と入力して送信した。Copilot in Windowsからの回答としては、「トラブルシューティング/承知しました。トラブルシューティングツールを開きますか?」と表示され、「はい/いいえ、結構です」の選択肢が現れた。
ここで「はい」を選択すると、「問い合わせ」アプリが起動し、同アプリ内の検索欄に「Windowsのオーディオに関する問題のトラブルシューティング」と入力された状態になった。
以降はCopilot in Windowsの操作ではないが、操作の流れをイメージできるように、手順解説を少し続けたい。「問い合わせ」アプリのウィンドウ内をスクロールしていくと、「音声の問題を解決するために自動診断を実行することに同意がありますか?」の項目が表示されており、「はい/いいえ」の選択肢が選べる。ここで「はい」を選び、スキャンを実行することになる。
筆者の検証環境では、オーディオに問題があったわけではないので、無事ビープ音が再生され、「スキャン中に音(ビープ音)が聞こえましたか?」の問いに「はい」と回答して、「問題は見つかりませんでした!」で終了した。
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