続いて、Copilot in Windowsに「カメラが動作しません」と送信してみる。こちらも回答として「トラブルシューティング/承知しました。トラブルシューティングツールを開きますか?」と「はい/いいえ、結構です」の選択肢が現れ、「はい」を選ぶと「問い合わせ」アプリが起動した。
ただし、「問い合わせ」アプリ内の検索欄には、「Windowsでのカメラの問題のトラブルシューティング」と入力された状態になっていた。
また、Copilot in Windowsのチャット画面においても、「こんにちは、これはBingです。カメラの問題を解決するお手伝いをします。カメラが動作しない原因はいくつか考えられます。例えば、カメラのアクセスが許可されていない、ドライバーが古い、カメラに物理的なスイッチがあるなどです。〜(省略)」のように一般的な原因の可能性を示唆するテキストが表示された。
そして、Copilot in Windowsに「デバイスを更新できない」と送信した場合も、同様にトラブルシューティングを開くかどうかの選択肢が表示され、「はい」を選ぶと「WindowsでのWindows Updateの問題のトラブルシューティング」と検索欄に表示された状態で、「問い合わせ」アプリが起動した。こちらの詳細は割愛する。
前の2項目と比べてみても、おそらくこうした流れが共通しているのだろう。
最後に、一応Copilot in Windowsを使わずに手動で「問い合わせ」アプリを起動する方法を紹介しておこう。(1)スタートメニューを開き、(2)「すべてのアプリ」を選択し、(3)アプリ一覧画面を下へスクロールするなどして「問い合わせ」アプリを選ぼう。これで「問い合わせ」アプリが起動する。あとは、(4)困っていることに関して検索欄にテキストで説明を入力すればOKだ。
こうした工数を考えると、「問い合わせ」アプリを起動してテキストを入力するよりも、Copilot in Windowsで聞いた方が効率は良いように思えた。具体的には、(1)Copilot in Windowsを開く→(2)質問を入力する──という2工程で済む。
ちなみに、Copilot in Windowsや、結果として起動する「問い合わせ」アプリは、インターネット接続環境がないと利用できない。そのため「インターネットにつながらない」といった質問はできないので、あらかじめ理解しておこう。
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