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» 2005年01月18日 22時00分 UPDATE

シンプルな機能で簡単に使える500万画素機――L-500V (1/3)

セイコーエプソンは30万画素の時代からデジタルカメラを出していたが、一時まったく出していない時期があった。2003年から再び製品をリリースし、今回の「L-500V」は同社で初めての500万画素機である。

[市原達也,ITmedia]

初心者向けのシンプルな操作感

 「L-500V」は有効画素数500万画素の1/2.5インチCCDに光学3倍ズームレンズを搭載している。同社のコンパクトデジタルカメラは複雑な機能を省き、シンプルで使いやすいのが特徴であるが、L-500Vでも同様に大変シンプルである。

画像 シンプルなデザインの「L-500V」。レンズはレンズカバー一体型の沈胴式を採用している
画像 バッテリは専用リチウムイオン充電池を使用する。対応しているメモリカードはSDメモリーカードだ
画像 本体はブラックだが、レンズはシルバーとなる。持ちやすいようにカメラ前面の右側に滑り止めがあるため、フラットなボディだが持ちやすい

 オート撮影モードではフラッシュとマクロ、セルフタイマー以外は設定できず、画像解像度すら自動である。マクロなどの機能は、アイコンの記載された方向に十字キーを動かすだけで設定できる。

 そのためオート撮影モードの場合、メニューで設定する項目はなく、「MENU」ボタンを押しても設定メニューは表示されない。電源とシャッター、ズームだけを操作すればよいので、カメラをほとんど使ったことがない人でもすぐに使えるだろう。

画像 オート撮影モード時はMENUボタンを押すとこのようにメッセージが表示され、詳細な設定はできない。フラッシュやマクロのモード変更は十字キーで行う

 マニュアル撮影モードでは、露出補正やホワイトバランス、画像サイズなどが設定できる。シーンモードもマニュアル撮影モードのMENUから設定する。シーンモードは「風景」、「ポートレート」、「夜景風景」、「夜景ポートレート」の4種類とシンプルだ。シーンモード選択中でも露出補正やホワイトバランスの変更ができるので、自分のイメージに合わせて撮影できる。

 ただ、シャッター速度優先モードがなく、シーンモードにもシャッターを高速で撮影するモードがないので、動きの速い被写体を撮るのは苦手なようだ。撮影感度をISO400相当に設定するくらいしか操作ができないので、できれば動きの速い被写体を撮影するモードがあるとよかった。

 このほかに撮影モードは連写と動画撮影がある。これらの撮影モードは本体上部にあるモードダイヤルで設定する。連写モードはマニュアル撮影モードで連写できると考えればよい。そのため、連写モードで夜景ポートレートを選ぶと連写はフラッシュのチャージを行うため、3秒に1枚程度となる。

 メニューは1画面で収まる程度と、最近のデジタルカメラとしては操作を非常にシンプルにしている。初心者をターゲットに、操作性をできるだけ分かりやすくしようとした結果であろう。

画像 マニュアル撮影モード時にMENUボタンを押すとメニューが表示される。この1画面ですべて設定できるのでとても分かりやすいが、細かな設定はない。シーンモードはメニューの一番上にある
画像 撮影モードは本体上部にあるモードダイヤルで変更する。ただ、シーンモードはマニュアル撮影モード時か連写モード時にMENUボタンを押して設定する

細部まで確認できる「Photo Fine液晶」を採用

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