RealNetworks、携帯電話向けライセンスの柔軟性拡大

» 2005年02月10日 08時56分 公開
[ITmedia]

 米RealNetworksは2月9日、携帯電話機メーカー向けの新しいライセンス体系を発表した。RealAudioやRealVideoなどのメディアソフトをメーカーに柔軟に利用してもらう狙い。

 新ライセンスの「RealNetworks Community Source License」(RCSL 2.0)に基づきメーカーは、RealAudio、RealVideo、およびRealNetworksのメディアエンジン「Helix DNA Client」、あるいは別のメディアプレーヤーを柔軟に組み合わせて利用することが可能になる。いずれの場合も料金は変わらない。

 さらに、携帯電話がHelix Universal Mobileプラットフォームに完全対応していることを出荷前に確認するためのツール「Technology Compatibility Kit」(TCK)も、メーカー向けに無償提供を開始した。

 RealNetworksは同日、フィンランドの携帯電話機メーカーNokiaとの提携拡大も同時発表。RealAudio、RealVideo、Helix DNA搭載のRealPlayerをNokiaの携帯電話に採用する。また、NokiaのHelix Community参加も併せて発表された。

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