PC買い替え時の機種決定で重要なことは「価格が手頃なこと」

» 2005年02月23日 15時22分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」はこのほど、個人用PCの購入動向に関するアンケート調査の結果を発表した。調査対象は、自宅でPCを所有し、1年以内に買い替えを検討している20〜49歳のネットユーザー420人。

 これによると、現在利用中のPCは「デスクトップ型(本体とモニターが別のタイプ)」(4割半ば)と「A4ノートタイプ」(4割強)が中心。メーカーは富士通(2割弱)、ソニー(2割弱)、NEC(1割半ば)のトップ3で全体の5割半ばを占めた。

 これに対し、今後購入を検討しているPC(複数回答形式)は、デスクトップが5割弱で最多。次いで、A4ノート(4割弱)、「A4ワイド画面ノートタイプ」(2割強)、「液晶一体型デスクトップ」(ほぼ2割)と並んだ。

 購入を検討しているPCのメーカー(複数回答形式)は、トップがソニーで3割半ば。以下、NECとデルがそれぞれ3割強、富士通が3割と続く。

 機種決定の際に重視すること(複数回答形式)は、7割が「価格が手頃なこと」とし、最多だった。このほか、「HDDの容量が大きいこと」(6割強)、「CPUが良い・高性能なこと」(5割強)、「液晶画面の画質が優れていて見やすいこと」(4割半ば)「DVDやCDを作成できること」(4割強)、「DVDを鑑賞できること」(4割強)などが挙がった。

 HDDやCPUといったスペック面では、9〜16ポイントの差をつけてデスクトップユーザーのニーズが高く、サポートやブランドイメージについてはノートユーザーのほうが重視している傾向が見られたという。

 現在所有しているPCに対する不満点を複数回答形式でたずねたところ、「テレビの視聴や番組録画ができない」(3割強)や「インターネットの配線などが邪魔で使いにくい」(3割弱)、「動かしにくいのでPCを使う場所や姿勢が固定されてしまう」(3割弱)などの回答が多かった。

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